銭田治療院 はり、きゅう(鍼・灸)・マッサージ

筋膜性疼痛症候群

筋膜性疼痛症候群(Myofascial pain syndrome ;MPS) | 株式会社ゼニタ

筋膜性疼痛症候群(Myofascial pain syndrome ;MPS)

筋膜性疼痛症候群_株式会社ゼニタ_銭田治療院

筋膜性疼痛症候群(Myofascial pain syndrome ;MPS)とはどのようなものですか?

レントゲン・CT・MRIには映らないが、超音波エコーでは確認することが出来る、筋膜に原因がある痛みの症状の総称を指します。筋膜の痛みは、重だるいような鈍い痛みで場所も「足のここが・・・」とか、「腰のあたり」、「肩や首」など、痛みの範囲があいまいで、身体の至る所が痛い場合もあります。
繰り返しの動作(家事、仕事、スポーツ)、過去のけが、手術後の傷の影響、日常の姿勢の癖などが原因となり、筋膜や神経、血管周囲まで硬く厚い膜ができてしまいます。その膜には、痛みの感覚の受容器(痛みを感じる場所)がたくさん存在します。膜が癒着して動かなくなるまで、強い自覚症状がないこともあります。
時間の経過とともに徐々に痛みの範囲が全身に広がる場合もあり、さらにひどくなると、重い痛み、または激痛により、姿勢を変えたり、普通に歩いたり、着替え、入浴などの日常生活の動作でさえ行えなくなってしまうこともあります。
生活における活動範囲や活動量が減ることで、その後の不安を抱えてしまうことも少なくありません。
レントゲンには映らず、でも痛みがなかなか治らない症状をお持ちの方は、まずは当院にて、一度、エコー検査をされることをお勧めします。

エコーガイド下で筋膜の鍼治療ができると、雑誌やインターネットで見ましたが、どんな治療?

患者様の筋膜の痛みのある部位を、臨床的触診により体表から直接丁寧に把握した後に、超音波エコーで痛い場所を痛くない側と比べて確認します。その痛い場所を超音波エコーで確認しながら、痛みの原因となっている部位(筋膜、血管/神経の周囲の膜)に正確に鍼刺激による治療を行ないます。
硬くなって癒着した筋膜、血管/神経周囲に対し鍼刺激をすることで、筋と筋の間のすべりが(滑走性が)良くなり、血管、神経に沿った痛みも軽減され、できなかった動作ができるようになり、力もスムーズに出せるようになります。血流改善により代謝もよくなり、内臓の不調が改善し、精神的にも安定することが多いです。当院の治療者は、鍼灸師と理学療法士の国家資格を有するスタッフが在籍しておりますので、西洋医学と東洋医学の概念を融合した治療を行なうことが可能です。

・ 治療症例映像 「 肩関節亜脱臼 」 ※映像再生時 音が出ますのでご注意願います。

筋膜性疼痛症候群(MPS)の治療は、どのくらいの時間でできますか?

患者様の、今までの痛みの歴史と症状の出現している範囲により、治療時間と予算は様々ではありますが、1回の治療時間は30分から60分です。治療内容は、症状によっては鍼治療だけでなく徒手的治療も複合的に行なう場合がございます。痛みの原因となっている筋膜に対して鍼治療が有効な場合は、4~5日は治療効果がみられます。治療回数は、1回で筋膜の痛みが消失する事もありますが、痛みの歴史が長い場合は3ヶ月以上かかることもございますので、初診の評価の際に治療期間と予算をあらかじめ丁寧にご説明いたします。

トリガーポイント治療は、注射の治療ですか?

トリガーポイントは、痛みの引き金になっている部位を指しており、治療者側が医学的に評価しないと把握することは出来ません。当院では、トリガーポイント治療は鍼を用いて行います。

超音波エコーで診る必要性は?レントゲンとの違いはなんですか?

超音波エコーでは、レントゲンに映らない痛みの発生部位である皮膚、脂肪、筋膜、筋、腱、靭帯、神経、血管が明瞭に映ります。プローブをあてその場で確認でき、リアルタイムに静止画または動画撮影が出来ることも、重要な機能であるたため、病態を捉えながらエコー下で治療をすることが可能です。レントゲンは、骨の変形、骨折、肺や内臓などの検査として欠かせない検査法ですが、医師が検査の指示をして医師が診断することが特徴です。

 

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