こんにちは。名古屋市中区新栄にある、銭田治療院千種駅前のあん摩マッサージ師の繁本です。

6月頃になると、愛知県の大府市にある『しらは池』に沢山の蓮華の花が咲き誇ります。古代インドでも、様々な色の蓮華が出てまいります。

そのため、蓮華は仏典にも登場し、成仏に関する事柄にも引用されています。

最も有名なお経である法華経には、即身成仏[そくしんじょうぶつ:題目を唱えることによって、即座にわが身に仏身を感じること]の譬え(たとえ)として蓮華が登場してきます。

すなわち、蓮華は花弁が開いたと同時に、その中に種子ができているということらしく、原因である(花が咲いたということ)と、その後、結果である(種ができる)ということが、同時に具わっているということで、因果が同時に起きるという、まさに因果倶時(いんがぐじ)の即身成仏(そくしんじょうぶつ)の説明として使用されています。

通常は、春に種をまき、夏に花を咲かせ、秋に種ができるというように、原因である種まきと結果である種ができるということに時間的経過を必要とします。すなわち因果異時(いんがいじ)ですよね。

だからこそ、蓮華すなわちハスの花の特性がお経に引用されるわけです。

さて、話は変わりますが、私どもの治療院でも正に因果倶時[いんがぐじ:原因と結果がほぼ同時に起きること]と言えるような、現象に出くわすことがあります。

それが、鍼の効用だと思います。特に、頂門一針(ちょうもんいっしん)という諺(ことわざ)にあるように、即座に効用が現れて、痛みが解消することがあります。
事実私が入社当時、右手親指の腱鞘炎で困っていた中、弊社社長に鍼治療をして頂き、それ以降痛みがなくなった治療談が#46のブログに書いてありますので、そちらも合わせてご覧くださいませ。

痛みや体調不良に悩まれている方、一度お試しになることをお勧めいたします。