バージャー病
バージャー病 | 株式会社ゼニタ
バージャー病
【どのような病気・症状か?】
この病気は四肢の末梢血管に閉塞をきたす疾患で、その結果、四肢や手足の指の虚血症状(血液が十分供給されないためにおこる組織の低酸素症状)が起こる病気です。
自覚症状としては、指趾の冷感やしびれ感、蒼白化に始まり、間欠性跛行(長い距離を歩くと足が痛くなり歩行困難となり、ひと休みすると再び痛みが収まり歩行できる)、激しい痛み(安静時疼痛)、さらには潰瘍(皮膚が欠損する)を形成して、ついには壊死に陥ることもあります。
【治療法】
治療の基本は禁煙です。この病気の発症や増悪と喫煙は密接に関係しており、 喫煙を継続してはどんな治療も無効です。さらに手足の清潔を保ち、保護を行い、寒いところでは保温に気をつける、靴擦れを予防し、傷をつけないように注意することが大切です。重症の場合は交感神経を切る手術や血行を良くするバイパス手術などの手術療法を行うことがあります。