線維筋痛症
線維筋痛症 | 株式会社ゼニタ
線維筋痛症
【どのような病気・症状か?】
線維筋痛症では、全身や広範囲の部分での痛み、またある部分だけが痛むことがあります。その痛みは軽度のものから激痛まであり、耐え難い痛みであることが多いです。痛みの部位が移動したり、天候によって痛みの強さが変わったりすることもあります。痛みが強いと日常生活に支障をきたすことが多く、重症化すると、軽い刺激(例えば、爪や髪への刺激、温度・湿度の変化、音など)で激痛が走り、自力での生活は困難になります。それに伴って、こわばり感、倦怠感、疲労感、睡眠障害、抑うつ、自律神経失調、頭痛、過敏性腸炎、微熱、ドライアイ、記憶障害、集中力欠如、レストレスレッグス症候群(むずむず脚症候群:脚に不快感が生じる病気)などが伴う事もあり、症状は個人差があります。
原因はまだ未解明ですが、中枢神経の異常によって痛みの回路が変わり痛みを増幅させているのではないかと考えられているようです。また、肉体的・精神的ストレスや事故、手術等が引き金となって発症するのではないかとも言われています。
【治療法】
誰にでも効く特効薬は無く、症状を和らげるものが中心に症状に合わせて処方される薬物療法が治療法として挙げられますが、その薬による副作用で眠気やふらつきが出ることもあり、注意が必要です。