9/4（水）のNHKクローズアップ現代で、健康寿命に対する取り組みとして、ロボットスーツHAL®腰タイプが紹介されました。 | 株式会社ゼニタ

昨日、NHKクローズアップ現代（https://www.nhk.jp/p/gendai/ts/R7Y6NGLJ6G/episode/te/Z6NJ685WKK/）で、「長く健康に暮らしたい ～過熱する開発競争～」というテーマで、銭田治療院千種駅前＆名古屋ロボケアセンター千種店（https://robocare.jp/neuro-halfit-price/nagoya-chikusa/）で取り扱っているHAL®腰タイプの取り組みが紹介されました。

日本は、平均寿命は世界一の長寿国（男性約81歳、女性約87歳）になっていますが、健康寿命との差は10年あり、そこに必ず医療や介護が必要になります。

全国超百寿者研究 | 慶應義塾大学医学部 百寿総合研究センター【公式】 長寿医療研究 (https://www.keio-centenarian.com/)で有名な新井康通センター長は、百寿者（スーパーセンチナリアン100歳以上の方が110歳を超えて生きている方々）の研究から、健康寿命を伸ばすため=健康で長生きするためには、以下の3つの要素が重要だと発表しています。

・認知機能
・心臓・腎臓・血管の循環器系
・歩く機能（骨格筋）：フレイルになりにくい
※フレイルとは、健康な状態と要介護状態の中間の段階の状態であり、予備能力低下により身体機能障害に陥りやすい状態のことの総称を言います。

老化に関する研究は始まったばかり（黎明期）で、現在はマウスなどの実験動物の研究が中心に行われています。ヒト対象になるまでには時間がかかりますので、一番早くヒトに実用化されるものは2040年頃になるだろうと言われています。

抗老化の研究は現在、以下の3点に関して取り組まれています。
・老化細胞の除去：老化細胞が老化するが、老化する細胞を自動的に消滅する。ヒトに応用できそうなメカニズムを抽出して、それを創薬につなげる。
・老化を遅らせる物質：薬および混合物　必ず副作用がある。
・細胞の再活性化：生体に用いた場合、ガンを発症させるリスクがある。

健康寿命が伸ばされたとしても、医療や介護が必ず必要になります。その段階でも健康を取り戻す挑戦が始まります。

そこで、今回の番組で取り上げられたのが、HAL®腰タイプです。

整形外科疾患の術後で両下肢が筋力低下になってしまった状態から、HAL®腰タイプで3か月間スクワットの練習を行いました。
最初は、自力で行えなかったのですが、3か月後には自力で行えるようになったのです。

これは、フレイルの状態から脱却することができた、一つの実践例となります。

その他にも、パーキンソン病の方が安定して立ち上がり動作および着座動作が行えるようになったりしています。
男子バスケットボールのプロスポーツ選手にも試したことがありますが、腰から下の下半身が軽く動かせるようになった、とおっしゃってくれています。

なぜ、このように高齢者だけでなく整形外科疾患術後やプロスポーツ選手にもHAL®腰タイプが有効なのか？というと、「生体電位信号」という
通常のメカニズムとは違う回路を活用してトレーニングを行うことができるからです。それが、最新のテクノロジーの力を発揮するところです。
新井センター長も、番組の中でHALに関して「最新のテクノロジーを活かしてリハビリテーションを行っていく。とても素晴らしい取り組みだ」とおっしゃってくださっています。

下肢タイプは一部保険適用になっており、大学・医療機関などで実証実験が日本各地で行われています。

銭田治療院千種駅前に併設されている名古屋ロボケアセンター千種店も、実証実験が行われている愛知県内で唯一の施設で、クローズアップ現代で行われたHAL®腰タイプを活用したリハビリテーションプログラムを、保険適用ではございませんが行うことが出来ます。

ロボットスーツHALは下肢タイプ、単関節タイプ、腰タイプがございますが、どのタイプを行ったとしても身体の動きそのものを変えていき、その後も体が軽いから運動量が増えていくことになるため、フレイルの予防や今まで動かなかった手足が動く現象が起きています。

健康寿命を延ばしたい方、名古屋ロボケアセンター千種店&銭田治療院千種駅前（ロボケアと治療院共有の連絡先 TEL：052-238-3380）へ、お気軽にお問い合わせください。