こんにちは、名古屋市中区新栄にある、銭田治療院千種駅前のあん摩マッサージ師の繁本です。

最近はコロナウイルス感染のニュースばかりで、本当に心配ですよね!

さて、寒いときほど入浴した時の心地よさは格別です。

しかし、入浴温度を間違えると交感神経が活発になりすぎ、かえって火照ってしまったり、逆に、身体が冷えてしまい風邪を引いてしまうこともありますよね。

湯加減って大事です。

私たちが行なうマッサージも同じことが言えます。

数年前、ご年配の方にマッサージを施したところ自宅に戻って痛みが出て、なかなか寝付けなかったということがありました。

当時、私としては親指を使用して、それほど強い刺激を入れたつもりはなかったので、少し不審に思った事を覚えています。2度目にマッサージをしたときは、前回よりは強さを抑えて行ったのですが、結果は同じでした。

自分としても納得がいかず、銭田社長に相談したところ、「個人個人刺激の強さは違うもんです。やり方を変えたらどうか。腱膜・筋膜などのFascia(ファシア)を意識して!」とアドバイスを受け、

3回目に対応したときは、親指ではなく手のひらを使用し、皮膚・脂肪組織の直下にある表層筋を覆っているFascia(ファシア)に刺激を与えるつもりでマッサージしました。

すると、次回お見えになったときに「本当に熟睡できました。疲労や痛みもほぼ取れました。」といわれ、自身の慢心を反省させられました。

今、思い起こしてみると当院が行っている痛みを取り除く、Fascia(ファシア)リリースに繋がっているのだ、とつくづく思い知らされる次第です。

患者様の声に真摯に耳を傾け、症状の詳細を理解し、対応させていただく。

本当に、手加減って大事だと思います!