こんにちは!名古屋市中区新栄にあります。銭田治療院千種駅前鍼灸師の佐藤です。11月も後少し早いもので、今年は残り12月だけになります。時のたつ早さにびっくりする今日この頃です。

今回は、東洋医学の考えにあります「未病治」についてお話します。
未病治とは、病気になる前の段階で治療して健康を保とうという考え方です。
字句の通り「未だ病まず」と「未だ病まざるを治す」という”身体の状態”と”対処の心得”をあらわしている言葉なのです。
東洋医学的な鍼灸治療では、特に重要視されますが、飲食や睡眠・運動なども重要です。

症状がない(本人が気づいていない)段階で身体の異常を見つけ、治療することで健康を保つことは鍼灸師の役割の一つであると考えています。
脈や舌・全身のツボに、自覚症状よりも前に反応が現れることはよくあります。

鍼灸治療は、病気の治療や症状の緩和だけでなく、健康の維持や増進にも活躍します。また、鍼灸治療を続けていると、風邪を引きにくくなるということがあります。ウイルスに対する免疫が高まるためだと考えられます。これも未病治の一つの形でしょう。
コロナ対策のためにも、鍼灸治療を受けてみてはいかがでしょうか!