銭田治療院 はり、きゅう(鍼・灸)・マッサージ

鍼(はり)の効果を知ってほしい acupuncture

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鍼の効果を知ってほしい 鍼をうつとからだにどんな効果がおきる?

Q1鍼(はり)治療とは?

鍼灸治療とは、鍼(はり)を使用して様々な症状に対し、身体に適切な刺激を入れることで改善を促す治療法です。

【治療時の刺し方】
治療時の刺し方
鍼を「上下や左右に動かす」、または鍼を「指で弾き振動させる」、「5〜10分程度そのままにしておく」など、症状により刺し方のアプローチが変わります。
【鍼の目的】
患部にあるツボに鍼を刺すことで与えられた刺激が、免疫系や自律神経系に作用するため、効果が現れるのです。さらに血液やリンパの代謝をアップさせることにより、筋肉の緊張がほぐれるだけではなく、患部の痛みの解消をしてくれます。

Q2どのような鍼を使用する?

どのような鍼を使用する?

鍼治療で使用される針の太さは様々あり、よく使う太さとして0.16mm、細いものから0.10mm〜0.24mmとあります。いずれも極細なのが特徴で、これらの鍼は日本で一般的に使用される和鍼(わしん)の太さとなります。それに比べて中国鍼は0.46mmが一般的であり、和鍼に比べるとかなり太いと言えます。細ければ細いほど痛みを感じにくいという特徴を持っているため、和鍼は中国鍼に比べると、初心者の方には敷居が低くなっています。 和鍼は鍼管という筒状の棒の中に、鍼(はり)を挿入してから人に対して切皮、刺入していきます。鍼管を使うことにより、的確な処置を可能とし、刺した時の痛みがやわらげます。 使用する鍼は、使い捨ての鍼を使用しており、治療ごとに新しい鍼を使用している為、衛生面においても安心して治療を受けていただけます。素材は、サビにくく、腐食や酸化・熱に強いステンレスを使用しています。

Q3鍼灸師とは?

鍼灸師とは?

鍼灸師は鍼(はり)と灸(きゅう)を用いて患者さんの身体の不調を治す、国家資格を所持して従事する医療職です。鍼と灸の資格では2つに分かれているものの、2つの資格を同時に取得するということが多く、二つを合わせて「鍼灸師」と呼ばれています。
「はり師」「きゅう師」の国家資格は、鍼灸の専門課程のある養成施設に最低3年通った後に、国家試験の受験資格を得てから合格する必要がある為、「学問」「技術」とも一定の水準に達した人材でないと取得する事は難しい資格となります。

Q4どんな症状に治療を施す?

どんな症状に治療を施す?

鍼灸治療は東洋医学に分類されており、鍼(はり)と灸(きゅう)を用いて体の内側からコンディショニングやケガのサポートをしていきます。また、人が本来持つ自然治癒力や免疫力を高めて病気やケガの予防もおこないます。
近年では健康や美容の維持増進にも用いられる事も多く、その他として、薬の飲めない妊婦さんや、スポーツ選手などにも愛用されております。また、乳幼児へのケアとして、刺さない「小児はり」もあります。 最近、 WHO(世界保健機関)から、鍼灸が以下の病気治療に効果があるという発表もありました。

WHO(世界保健機関) が鍼灸療法の有効性を認めた疾患
神経系疾患神経痛・神経麻痺・痙攣・脳卒中後遺症・自律神経失調症・頭痛・めまい・不眠・神経症・ノイローゼ・ヒステリー
運動器系疾患 関節炎・リウマチ・頚肩腕症候群・頚椎捻挫後遺症・五十肩・腱鞘炎・腰痛・外傷の後遺症(骨折、打撲、むちうち、捻挫)
循環器系疾患 心臓神経症・動脈硬化症・高血圧低血圧症・動悸・息切れ
呼吸器系疾患 気管支炎・喘息・風邪および予防
消化器系疾患 胃腸病(胃炎、消化不良、胃下垂、胃酸過多、下痢、便秘)・胆嚢炎・肝機能障害・肝炎・胃十二指腸潰瘍・痔疾
代謝内分秘系疾患 バセドウ氏病・糖尿病・痛風・脚気・貧血
生殖、泌尿器系疾患 膀胱炎・尿道炎・性機能障害・尿閉・腎炎・前立腺肥大・陰萎
婦人科系疾患 更年期障害・乳腺炎・白帯下・生理痛・月経不順・冷え性・血の道・不妊
耳鼻咽喉科系疾患 中耳炎・耳鳴・難聴・メニエル氏病・鼻出血・鼻炎・ちくのう・咽喉頭炎・へんとう炎
眼科系疾患 眼精疲労・仮性近視・結膜炎・疲れ目・かすみ目・ものもらい
小児科疾患 小児神経症(夜泣き、かんむし、夜驚、消化不良、偏食、食欲不振、不眠)・小児喘息・アレルギー性湿疹・耳下腺炎・夜尿症・虚弱体質の改善

Q5東洋医学と鍼治療とは?

東洋医学と鍼治療とは?

鍼灸は、東洋医学或いは漢方医学の一分野として中国に起源をもち、日本には6世紀の初め飛鳥時代に仏教の伝来より11年遅く、また漢方薬より先に渡来したと云われてる、我が国の伝統的医療であります。明治時代に政府の方針似寄り西洋医学が強く推し進められることになり、鍼灸などの日本の伝統的な医学は下火を迎える時期があるものの、その後も民間での支持は強く、はり師、きゅう師は国家資格として制定されることになりました。 戦後には現在の「あん摩マッサージ指圧師、はり師きゅう師などに関する法律」の原型である法律が制定され、日本の鍼灸はより科学的な裏付けが強く求められるようになり、研究も学会レベルで進められるようになりました。

【自然治癒力を呼び起こす、東洋医学のアプローチ】
西洋医学では病気の原因に着目し、その原因を除去することで病気を治療するというアプローチをとるのが一般的な方法ですが、東洋医学では病気を体全体のバランスが崩れていることから症状が生まれ、そのバランスを身体本来の自然治癒力を戻すことにより、体調を整えるアプローチを施します。
【未病への考え:予防医療の重要性】
「未病」とは、発病には至ってないが、健康ではない状態。
今日では超高齢化少子化社会を迎え、高齢化が加速的に進む中で病気の予防が求められています。未病 (発病には至ってないが、健康ではない状態)を防ぐ為に、鍼灸治療では「自然治癒力を高め体質を改善する」 というアプローチから、病気にかかりにくい身体づくりをめざす予防医療を目指します。

Q6健康保険で受けられますか?

鍼灸治療における保険適用については、
一定の要件を満たす場合は、「療養費」として対象となります。

(対象となる疾患が限られており、ご希望に添えない場合もございますのでご注意ください。)

【鍼灸治療における保険適用】
次の病気については、条件を満たす場合において鍼灸治療での保険適応が可能となります。
【対象となる傷病】
神経痛…例えば坐骨神経痛など。
リウマチ…急性、慢性で各関節が腫れて痛むもの。
腰痛症 …慢性の腰痛、ギックリ腰など。
五十肩…肩の関節が痛く腕が挙がらないもの。
頚腕症候群…頚から肩、腕にかけてシビレ痛むもの。
頚椎捻挫後遺症…頚の外傷、むちうち症など。

【医師の同意の上でのはり・きゅうの施術】
はり・きゅうの施術を受けることを認める医師の同意(医師の同意書)が必要になります。
※初回申請時には、医師の同意書を添付してください。
当院の保険治療について
※その他の疾患については自費治療(保険対象外)となります
自費治療(保険対象外)について

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