みなさんこんにちは。名古屋市中区新栄にあります銭田治療院千種駅前の鍼灸師、柔道整復師の米田です。
今週から急激に気温が下がり、名古屋にも雪が降りましたね。今週は寒い日が続きますので、体調管理には気を付けましょう。

今回は先週行われたウェビナーに参加しての感想を少しお話しようと思います。JNOSのウェビナーには複数回、参加していますが、今回も臨床のお話や、解剖学的な部分もとてもまなぶ良い機会にもなりましたが、今回は「視覚」について学ぶこともできました。
人間は視覚に約8割、捉れてしまうと聞き、臨床ではレントゲン、MRI、CT、エコーと視覚で得られる情報がたくさんあります。また画像などと言った視覚をもっての説明だと伝わりやすく便利ということで、ついつい頼りがちに立ってしまいます。その中のみで判断してしまうのは、偏りが大きくなってしまう中で、しっかり話を聞いて状態把握をしていくのが大事だなと感じました。

鍼灸師は「聞診」という言葉があり、声の調子(トーン、歯切れ)を聞いて、調子をかんじていきます。そこから患者さんの今日の調子はどうなのか、なにか身体以外に悩みを持っていないか、言葉になくても感じる情報もたくさんあります。そこに耳を傾けることも大事だなと感じました。
現代では、スマートフォンの普及によっていつどこでも視覚から得られる情報が溢れています。よって視覚からの情報によって判断してしまう偏りが出てきてしまうのも無理はありません。しかし、今回のウェビナーを通じて、視覚ばかりにとらわれてはいけないなという1つ、自分の中でのアドバイスになったかなと思います。そして臨床以外の日常生活でも活かせるものなのではないかなと思いました。