こんにちは。はじめまして。名古屋市中区新栄にある、銭田治療院千種駅前の鍼灸師の樋口大祐(ひぐち だいすけ)と申します。
今年で不惑を迎えたおっさんです。

樋口 大祐_ゼニタ

自分で言うのもなんですが、私はちょっと変わった経歴で鍼灸師になりました。

一般的な鍼灸師は、高校卒業後そのまま鍼灸の専門学校へと入学します。

ところが私は、いずれセラピストにはなろうと考えてはいたもののどうしても研究開発をやってみたい気持ちが抑えられず、一浪して工学部へ入り、さらには大学院まで進学して車の部品メーカーへと就職しました。
配属先は希望通りに開発部となり、5年間製品開発を楽しんだ後、12年遅れて専門学校の門を叩いたのです。

もったいないとはよく言われますが、自分や自分の周りの体調を整えることもできますし、この資格をもって本当に良かったと思います。

セラピストの中でも鍼灸師を選んだ理由は、硬く凝り固まった深い位置の筋肉をほぐすのに素手では限界があり、医者以外で唯一道具を使っての施術が認められている鍼(はり)師が最も応用力が高いと考えたからです。

そして、その考えは当時以上に正しかったと思っています。

2011年の東日本大震災では、愛知ボランティアセンターのボランティアとして、石巻市の避難所等で施術をさせていただきました。

普段通っていた病院や治療院にかかれず腰痛などの症状が悪化した方や、慣れない避難所生活で体調を崩された方など様々な患者さんがみえましたが、限られた時間で当時の私に出来ることをさせていただきました。

また、9年間、高校バスケットボール部のトレーナーをやっていましたが、選手の日々のケアや合宿や試合への帯同の中で様々なスポーツ傷害を診る事が出来ました。

他にもリレーマラソンのメディカルスタッフなど、治療院以外での経験をいくつも積ませていただいていますが、どの場合でも鍼灸は役に立ってくれています。

鍼灸治療以外のプライベートの話ですが、最近はプランターで家庭菜園をやっています。
今育てているのは、大葉、えごま、自然薯、モリンガです。
モリンガは聞いたことの無い人が多いと思いますが、主に熱帯地域に分布する植物でワサビノキ科の植物です。
ワサビノキと言う名前ではありますが、わさびとは何の関係もありません。
ただ、葉っぱや根っこはピリッとした辛さがあり、生の葉をサラダにしたりカレーやスープに入れたりして食べられています。
非常に栄養価が高く、捨てる所が無いといわれる植物です。
まだ10cm程度しか伸びてないですが、たまに葉っぱを食べています。
同時期に蒔いた大葉とえごまは、なぜか未だに発芽していません。
自然薯は3年目ですが、毎年おいしく成長しています。ムカゴができない種類なのが残念です。

ゼニタ治療スタッフブログ#12写真

〔発芽後2週間たったモリンガ〕

家では犬を2匹飼っています。
バセンジーと言う犬種ですが、日本ではまだまだマイナーです。
ほとんど吠えないので、個人的には日本家屋にはよく合うと思っているのですが。
ちなみに犬と猫では猫のほうが好きで、姪の飼っている猫をよく可愛がりに行っています。

ゼニタ治療スタッフブログ#12写真

〔姪の飼っている猫(3匹目:生後1ヶ月頃)〕

そんな食べることと猫と姪っ子が大好きな私ですが、施術を行なう上でのモットーがあります。

『今日に笑顔を 明日に楽しみを』

施術後に痛みや不調が少しでも改善して笑顔になってもらえるように。
明日はもっとよくなると希望を。治ったらあれをしよう、これをしようと考える楽しみをもってもらえるように。
そんなことを考えながら毎日の施術をしています。

今笑えない方。明日の楽しみを考えられない方。
是非、銭田治療院にお越しください。

(文責:樋口 大祐)