こんにちは!

株式会社ゼニタリハビリテーション部で千種さわやかクリニック通所リハビリテーションに出向している理学療法士の服部です。

先週は、免疫力と体温についてお話をさせていただきました。

今日は、体温とショウガについてお話をさせていただきます。

 しょうがは、ダイレクトに胃腸を温めることができる、唯一の食材といわれます。胃腸=体の中心から全身を温めてくれるので、冷え改善効果は絶大です。体温が1℃上がると基礎代謝は10~13%高くなるので、体内の毒素が排出されやすい体質になります。また、脂肪細胞の中にある中性脂肪を分解する力もあるので、ダイエット効果につながります。

生のしょうがは、もともと辛味のもとである“ジンゲロール”が主成分です。

しかし加熱すると、それが“ショウガオール”という成分に変わります。この“ショウガオール”が温め作用を特に強く持っているのです。

ホットミルクや紅茶に入れるのが簡単です。その際、冷たいミルクや水としょうがを一緒に加熱するのがポイントです。加熱して沸騰させることで“ショウガオール”の量がさらに増えるのです。

「男女20人にショウガ粉末(乾姜)1g入り味噌汁を1日2回、8週間飲んでもらい基礎体温を測定。結果、摂取前と比べ4週目以降は有意に上昇した。(データ:永谷園、第20回日本未病システム学会学術総会、2013年)」

ぜひ、試してください。体温とショウガの話でした。