皆さんこんにちは!銭田治療院千種駅前鍼灸師の佐藤です。

突然ですが!最近、鼻水がでていて、鼻がかゆくなり、くしゃみも出るなんて方いませんか!?この時期に一番悩まされる花粉症の季節がやってきました。花粉症で有名なのはやはり3~4月にピークを迎えるスギ花粉ですよね。花が咲くなら花粉は様々な植物に存在します。スギ花粉のピークは3~4月ですが、5月はヒノキ花粉も飛んでいます。そして6月ごろからはイネ科の花粉が飛び始めます・・・そう、日本は年がら年中、花粉大国なんです。

東洋医学でみると花粉症は「体の水分バランス異常」と捉えます鼻水、涙がでる=体から余分な水分がでていると考え、「体内に余分な水分を蓄積している、水分のめぐりが滞っている」体質の人(水毒と呼びます)が花粉症になるといわれいてます。

冷たい物を採りすぎたり、ストレスや寝不足、運動不足などで体内の消化吸収がうまく行われず体内に余分な水分が溜まりやすくなると水毒症状になるので、ぜひ水分代謝を意識して適度な運動やお灸を一日1ヶ所~3ヶ所すると芯部が温められ巡りがよくなり代謝を促すといわれています。

初期治療は「花粉が飛び始める4週間前から」始めるのがグッド・タイミングです。花粉は2月、3月に飛ぶと思われていますが、実際はわずかながら冬のあいだに飛び始めています。12月〜1月に治療を開始し、あらかじめ体の免疫力を向上させIgE抗体の産生を抑制すれば、花粉症のシーズンはバッチリです。

最後に花粉症の症状におすすめのツボをご紹介!

ツボ名:迎香(げいこう)

場所:小鼻の横にある、鼻孔のすぐ外側にあります。

手技:中指の腹でツボをあてゆっくりと押しながら小さな○を描くように20回くらいやってみてください。

 

ツボ名:鼻通(びつう)

場所:小鼻のすぐ上のくぼんだ所

手技:中指の腹でツボをあてゆっくりと押しながら小さな○を描くように20回くらいやってみてください。

 

 

ツボ名:合谷(ごうこく)

場所:手の背面の親指と人差し指の間にあるツボで親指と人差し指の骨の合わさるところのくぼみに。

手技:なるべく大きく親指と人さし指を開いて、もう一方の手の親指と人さし指ではさむようにして力を入れて少し痛く押します。