みなさんこんにちは!名古屋市中区新栄にあります銭田治療院千種駅前の伊藤です。

本日5月10日は「リプトンの日」です。
そう!あの紅茶のリプトンです。
一度は飲んだことがある方が多いのではないでしょうか?
19世紀の終わりにトーマス・リプトン氏がスコットランドで始めた企業です。
その創業者の誕生日であり、同氏が最初の食料品店を開業したのが5月10日に
ということから記念日に制定されました!

さて長いゴールデンウィークが終わり、最初の月曜日。みなさんいかがお過ごしですか?
休みモードから仕事モードへの切り替えが上手くいかない方も多いのではないでしょうか。
今週は天気もあまり良くない日が続きそうで、尚更どんよりしてしまいますよね。

気分が落ち込む。
気が乗らない。
やる気が起きない。
気が重い。

….etc

など「気」という言葉を使って感情を表現する事が多いですよね。
何気に使っていますがこれらが指す「気」とは一体何でしょうか?

鍼灸師になるためには西洋医学・東洋医学の両方のカリキュラムを
取得しなければなりません。

1年生の東洋医学に関する最初は「東洋医学概論」という科目です。
ざっくり言いますと東洋医学ってなに?ということをひたすらに勉強する科目です(笑)

その授業で、
「皆さんの体の中には気が流れているんだよ」と言われたときには頭の中が思考停止といいますか、何を言っているのだろう??
と全くわかりませんでした。

一年を通して勉強すると何となく分かるような気がする。
といった程度でしたが、改めて皆さんにもご紹介しがてら伊藤の勉強にも
お付き合いくださいませ。

さて東洋医学の世界にようこそ!
ということで基本的な話から進めていこうかと思います。

まず、人間の身体にはエネルギー源が必要です。
東洋医学では「気(き)・血(けつ)・津液(しんえき)」がその役割をしていると考えられています。
これらがないと体を正常に働かせることができない必要不可欠なものです!

さてもう分らない単語が出てきましたね。

気(き)にはいろいろな種類があります。
「原気、宗気、営気、衛気」、、、とものによって役割が違います。
一つ一つの説明はまた後日致しますね。

血(けつ)とはいわゆる「血液」の事です。

津液(しんえき)←これが聞いたことがないNo.1だと思いますが、
いこれは「体内の水分の総称」のことです。

 

では「気(き)・血(けつ)・津液(しんえき)」はそもそも何からできているのか?

 

これらは「精」というものから変化したものです。

もうみなさん分っていますよ。
また出たというため息交じりの暗い感じが、、、

簡単に言うと
精=先天の精+後天の精

先天の精=お父さんとお母さんから受け継いだもの

後天の精=食べ物や飲み物から得られるもの

この2つが組み合わさって精ができます。

ちなみに、
先天の精→原気の素
後天の精→原気、宗気、営気、衛気、津液、血の素

になるので覚えておいてくださいね!

<まとめ>


さて今日は東洋的なエネルギーの話でした。
なかなか難しい話だったかとは思いますがいかがでしたでしょうか?
シリーズ化をしようと考えていますが、私の頭の中の整理に少しお時間をいただくかもしれませんのでご了承ください(笑)

銭田治療院では東洋×西洋を基本としたfascia(ファシア)に着目し治療を組み立てています。
「なかなか取れない痛みがある」「整形外科では何ともないと言われた」「もうあきらめた」
とお困りの方は是非一度ご来院ください。
ではまた!