皆さんこんにちは!銭田治療院千種駅前マッサージ師の繁本です。
コロナ禍で不自由な生活が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

さて、現在、医療保険を使った訪問マッサージの利用者様、施設に入居されている女性の方がみえます。訪問には昨年の10月下旬から伺っていますが、終日寝たきりの状態で各関節とも関節拘縮が進行し、指やひじの関節の運動痛がひどい状態でした。加えて四肢の各筋の萎縮も進行していました。

昨年末にご家族に対面でお話を伺ったところでは、施設には昨年の夏前に入られ、その時点では、関節の拘縮はひどくなく、指も自力で動かせる状態だったとのことです。久しぶりに対面で会った際に、驚いて対応を考えたそうです。
家族によると、施設に訪問マッサージが来ていることは知らなかったということで、さっそく依頼されたとのことでした。

私も訪問マッサージは10年ほどしていますが、施設に入所して廃用によると思われる、関節拘縮が進行し、動かすのに強い痛みが生じるという事例はよく目にします。
どうしても、痛みが出たり、拘縮が進行してからでないと、こちらに依頼が来ないというのが現状です。
施設に入居すると、どうしても廃用が進みやすく、関節の拘縮を招きやすくなるということがあるかもしれません。
しかし、早めの対応が肝心で、あらかじめ症状の変化が現れだした際に、施術を行うと、その後、症状の悪化を遅らせたり、緩やかになっていくことを、多く体験しています。
特に御年輩の方には、少しでも心当たることがあれば、ご相談くださいませ。
それでは、また。