こんにちは。名古屋市中区新栄にある、銭田治療院千種駅前の鍼灸マッサージ師の亀山です。

前回、表情に大切な頭の筋肉の話をしましたが、今回は顔の筋肉についてお話ししようと思います。

前回もお話しましたが、
表情に働く表情筋と、食べ物を噛むときに働く咀嚼(そしゃく)筋があります。
顔には、主に表情筋が存在します。

私が特に硬くなっていたのは、鼻筋、上唇鼻翼挙(じょうしんびよく)筋、口角挙筋、オトガイ筋です。
(鼻と口周りの筋肉です。)

それぞれの作用は以下の表の通りです。

筋の名前筋の起始・停止部作用
鼻筋上顎骨(犬歯上部→鼻軟骨)鼻孔をせばめる
上唇鼻翼挙筋上顎骨(前頭突起→鼻翼軟骨と上唇)鼻孔を開く
口角挙筋上顎骨(眼窩下孔の下部→口角の皮膚)口角を上げ、鼻唇溝の形成を助ける
オトガイ筋下顎骨(切歯窩)→オトガイ部の皮膚下唇を持ち上げ、突き出す

この筋肉の硬さが原因で考えられることは、

・アレルギー性鼻炎のため、鼻腔が開かない。そして、重だるさを感じて口角が下がっていたため。
・よく鼻が通らず乾燥したため。
などです。

つまり、幼少期から出ていたアレルギー症状が、
大人になって顔や頭の筋肉の硬さに影響していたのです。

それに気づいてから、
表情筋を動きを良くするために大げさに鼻を動かして腹式呼吸を行うなどを実践しています。

それから、表情が変わったと先生からほめていただけました。
実は、美容鍼を受ける方の悩みの多くは、
顔や頭の筋肉の影響から来ていることがあります。

銭田治療院のスタッフは、
一人ひとりに合った治療を提供できるよう、
日々勉強しています。

是非一度、銭田治療院へお越し下さい。