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平成28年11月26日(土)・27日(日)

第18回MPS研究会学術集会が大阪で開催されました。

学術集会のテーマは、「下肢痛の“発痛源評価の標準化”と治療技術交流による多職種連携を目指して」

私は、担当幹事(大会長)として運営をさせていただくために、前日から大阪入り

大阪に行く前に滋賀県長浜市へ行き
MPS研究会役員で理学療法士である辻村孝之先生の施設を見学させていただきました。
26日(土)は、TKPガーデンシティ東梅田で開催しました。
学術集会の前にベーシックセミナーが開催されました。

テーマは、「肩関節の発痛源評価を目的とした臨床的触診&超音波エコーハンズオン~肩こり・頸肩腕症候群・肩関節周囲炎・五十肩の鑑別に必要な臨床スキルの獲得~」です。

このセミナーは、先着24名なのですが、申し込み開始から3日間で終了となった、超人気のセミナーでした。

なぜ人気かと言うと、参加者24名に対して講師等が21名おり、参加者と講師がマンツーマンまたはグループで3時間、熱い議論を交わしながら、触診・動作分析・エコー実技を修得することができるからです。
学術集会の講演1は、国立病院機構奈良医療センター整形外科谷掛洋平先生の「膝関節疾患の発痛源評価と治療的診断について」でした。講演2は、帝京大学スポーツ医科学センター整形外科笹原潤先生の「足関節疾患の発痛源評価と治療的診断について」でした。どちらの講演もとても素晴らしく、整形外科医の立場から手術と保存療法の線引きを明確に示してくださったのが印象的でした。
初日終了後の懇親会場は学術集会会場から歩いて30秒のところにございました。66名が参加され、講演された講師も交えて全国から来てくださっているMPS研究会会員の方々の熱い議論で大変に盛り上がりました。
27日(日)はTKPガーデンシティPREMIUM大阪駅前で開催しました。

協賛いただいた業者の紹介の後に、症例発表を行いました。

内容は、「当院における筋膜リリースの実際:増田和人」、

「バスケット歴45年の変形性膝関節症(女性)に対する発痛源評価&鍼治療&運動療法:銭田良博」、

「腰殿部の発痛源評価と治療的診断についてミニレクチャー:吉田眞一」、

「下肢の関連痛に対するFasciaリリース:木村裕明」でした。

 

その後に、「下肢痛に対する発痛源評価&エコー実技」のテーマでエコー勉強会を開催しました。

100名以上の参加者が5台のエコーに分散し、モデルの体に水性ペンで臨床的触診を行いながらそれぞれがエコー実技を行いました。

木村先生・小林先生・吉田先生のミニレクチャーと、

私の臨床現場に関する質問と会員でMPSの痛みがある方の鍼(はり)治療+運動療法実演があり、

それぞれの興味があるところに集中して勉強する姿勢が、とても印象的でした。
今回の学術集会は、前回以上に質量ともにパワーアップし、参加した会員のポテンシャルやモチベーションも高くなっているのを実感いたしました。

これもすべて、講師・役員・会員・協賛くださった業者・会場関係者の皆様のお陰です。

皆様に、心より感謝いたします。次回の第19回MPS研究会学術集会は、

平成29年6月24日(土)・25日(日)に東京高田馬場で開催されます。

引き続き、何卒よろしくお願い申し上げます。

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