こんにちは!
治療院、マッサージ師の繁本です。
台風も来なくなり朝晩めっきり涼しくなってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
さて、今日も訪問マッサージをしていて気付いた点をお話させていただきます。
90代のご婦人のお話です。
訪問を開始した当時、以前から右膝が痛く変形性膝関節症と診断され、自宅に戻られてからは湿布等の消炎剤を利用していたものの痛みがなくなることはなかったとのことでした。先生からは「関節の隙間が狭くなっており、軟骨も磨り減っています」と言われたそうです。
最初に、訪問させていただいた日に痛いといわれる右膝を確認してみると、関節の内側にしこりのような硬結があり、そこを押さえると飛び上がるように反応されました。
そこで、そこをマッサージや運動療法・ストレッチングを行い、殿部の付け根の張りを緩和してあげると、痛みが和らぎました。
その後も、毎回同様の施術をしてあげ、3ヵ月後にはしこりもほとんどなくなり、痛みもあまり感じなくなりました。
もし、軟骨が磨り減ったのが原因で、痛みが出ていたならマッサージや運動療法では治らないと思います。原因はそれだけではなかったのではないでしょうか?
こうした、事例は訪問させてもらっていると色々と遭遇します。
医療保険を使ったマッサージも利用者様の多様なニーズにお答えできるよう対応しております。どうか、お困りのことがありましたがご遠慮なく相談して下さい。
それでは、また
コメントを残す