みなさん、こんにちは銭田治療院千種駅前の鍼灸師・柔道整復師の米田です。10月に入り朝晩が肌寒くなってきましたね。しかし日中は暖かく歩いていると汗ばむくらいです。このように朝晩と気温差が少しずつ出てきていますので体調管理には気をつけましょう。
今回は鍼灸師の間でよく出てくる「治未病」(ちみびょう)についてお話します。
治未病とは、この漢字の通り「病が出る前に治す」という意味であります。
一般的な言葉に翻訳すると『予防』と言う言葉が、近いかと思います。
例えば、東洋医学では秋に肺といった呼吸器を悪くしてしまうと、冬に食物を上手く消化できず下痢をしやすくなってしまうとあります。秋に風邪などを引いてしまった方がいましたら、冬にお腹を壊さないよう身体を温めて、しっかり備える必要がある、ということになります。
西洋医学に例えると、もし肩が痛くなってしまった場合、隣接関節でもある肘や首に負担がかかってしまうことを防ぐためにあらかじめ、ストレッチなどをして痛みが出てしまわないように努めることが予防として大切になるということです。
秋は収穫の季節で、食べ物がおいしい季節です。
食事でも養生してみてはいかがでしょうか?
ではまた!
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