皆さんこんにちは!名古屋市中区新栄にあります、銭田治療院千種駅前の船橋です。寒さも一段と厳しくなってきた今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか?コロナウイルスの感染が続く中、手洗い、マスクの着用、体調管理などの対策を取られていることと思います。体調管理では、免疫機能を高めるためには食事・睡眠・冷えの対策が重要と考えております。
私は、朝湯が日課となっており、湯につかると思いのほか体が冷えていることを感じます。寝相がよろしくないのか、体にこわばりや若干の痛みを感じることがありますが、朝湯にてそれらが解消していることがしばしば感じられます。おすすめですよ。
さて、最近、当院スタッフブログでもファシア(fascia)に関する記載が増えております。先日もNHKの番組にてファシアを治療対象として取り上げられておりました。ファシアの定義の詳細については、日本整形内科学研究会(JNOS)では「全身にある臓器を覆い、接続し、情報伝達を担う線維性の立体網目状組織。臓器の動きを滑らかにし、これを支え、保護して位置を保つ」組織としています。詳しくはホームページに詳しく記載されていますので、興味のある方はリンクをご参照ください。
ファシア(fascia)は体のいたるところにあり、体の様々な組織をつなぐ網目状の組織ですこのファシア(fascia)に異常が生じると、痛みなどの不快症状が出現すると考えられています。我々が行う治療では、こうして痛みの出現を起点に原因を探って、痛みをリリースするものですが、今日は予防的な観点で皆さんが行えるセルフケアを提案したいと思います。セルフケアで良く提案される方法として、体操やストレッチングなどがあります。今回提案したいのは入浴です。
冒頭でもお伝えしましたが、冷えるこの季節には全身を温める入浴が適していると考えます。治療に際して、痛みの部位や強張った場所をホットパック等で温める手法はよくとられています。ファシア(fascia)の繊維性の部分は主にコラーゲンで構成されており、温まったファシア(fascia)は滑走性と可動性を増す(ファシアその存在と知られざる役割 David Lesondak著 小林只監訳 P7、P10)と言われております。これを全身に満遍なく行うのが入浴です。日々の疲労や寒さにより生じるこわばりや、組織の滑走性低下による動きにくさなど、痛みを伴う病気になる(ファシア(fascia)の異常を痛みの出る)前にリリースできるお手入れとして提案したいと思います。
体を温め血行を良くして、免疫機能を高めて、コロナと痛みを予防する。
一石二鳥ですね!
それでも生じる痛みや不調については、ぜひご来院ください。
誠心誠意をもってあたらせていただきます!
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