こんにちは!名古屋市中区新栄にあります銭田治療院千種駅前、マッサージ師の繁本です。毎日、寒い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
それでも、私の自宅近くの神社の梅はほぼ満開になり見ごろを迎えています。
さて、今日筋膜性疼痛症候群についてお話させていただきます。
日常生活の中で急に重いものを持ったり、無理な姿勢で動いたりした際、筋肉が損傷を受け痛みが生じます。しかし、こうした痛みは損傷が回復すれば痛みはとれていきます。
こうした、一般的な痛みとは異なり、痛みやしびれが継続し、なかなか引かず広範囲にわたることもよくあります。様々な治療を試しても、症状の回復ができない場合、単純に筋肉の損傷とは別の原因を疑ってみる必要があります。
前回、お話したfascia(ファシア)という考え方。筋肉とは別の結合組織(筋膜・脂肪・靭帯といったもの)との結びつきで症状の原因を考えます。
『筋膜は英語でMyoFascia(マイオ・ファシア)と言い、Fascia(ファシア)の一部です。通常、我々が急激に重い物を持ったり、無理な姿勢等により繰り返し筋に負荷をかけたりすると、筋に過剰な負荷がかかります。
筋への過剰な負荷は、いわゆる「筋肉痛」として生じ、数日程度で回復をします。しかし、負荷が繰り返したり、寒冷にさらされたり、血行の悪い状態が続いたりすると、筋が短期間では回復できなくなります。この状態が筋膜性疼痛症候群(MPS)になった状態です。筋膜性疼痛症候群(MPS)では一般的な筋肉痛とは異なり、痛みやしびれの強さが相当激しいものになり、更に痛みやしびれの範囲が広範囲に発生する傾向にあります。』
(JNOSホームページ参照)
当院では、fascia(ファシア)癒着をとるために、負担の少ない物理療法や理学療法、鍼(はり)を使用して原因となる部位の治療をしております。色々と治療をしても取れない慢性的な痛みや痺れがある方は是非当院をご利用いただくことをおすすめします。
それでは、また!
コメントを残す