こんにちは!

 

名古屋市中区新栄にある、

株式会社ゼニタリハビリテーション部で

かきぬま整形外科に出向している

理学療法士の

宮地 祐太朗です!

 

さて、いきなりですが「整形内科」という言葉をご存じでしょうか?

 

皆さん聞きなじみのない言葉だと思います。

 

日本整形中学研究会(以下:JNOS)では、整形内科学を「一般に手術によらない方法での運動器疼痛および難治性疼痛の診療とその研究を行う医学の一分野」と定義しました。

 

これでは意味がよくわからないと思うので補足をすると、外科医でない医療従事者が運動器疼痛や難治性疼痛を扱う分野のことをいいます。

 

つまり、患者様の痛みに対する悩みを手術ではなく、徒手や鍼などで治療していくことを整形内科と呼びます。

 

我々理学療法士だけでは患者様のためにできることが限られてきます。他の医療従事者も同様で、各職種で得意分野が異なります。各職種の得意分野を横断的かつ補助的に多職種でマネジメントしていくことも整形内科は重要となります。

 

皆さんが多くかかわるリハビリテーションの1つに「運動器リハビリ」というものがあります。

 

一般的な運動器の定義は、「身体運動に関わる骨・筋肉・関節・神経などの総称」です。つまり、体を動かすときに使われる筋肉や靭帯、関節などすべての組織のことを指します。

 

しかし近年、皮膚運動学、Fasciaなど結合組織自体の運動能や情報伝達性・ネットワーク性などといった、従来の運動器の定義に含まれない組織も、疼痛治療には重要とされています。

 

そのため、我々ゼニタスタッフはスタッフ間の連携を図るとともに、各スタッフが整形内科について日々勉強しています。何かお困りのことがありましたらぜひご相談ください。

 

では、また!