こんにちは!

名古屋市中区新栄にある、株式会社ゼニタリハビリテーション部でかきぬま整形外科に出向している理学療法士の宮地 祐太朗です!

前回の私のブログで水溶性ビタミン脂溶性ビタミンについてお話をしました。水溶性ビタミンには、ビタミンCB群(B1、B2、B6、B12、ナイアシン、ビオチン、パントテン酸、葉酸など)があります。今回は、水溶性ビタミンの1つ「ビタミンC」についてお話します。

 

ビタミンCの生理的作用には、主にコラーゲンの生成抗酸化作用の2つがあります。コラーゲンの生成には、美肌・美髪効果、骨や爪の強化、関節痛や血圧の低下の効果を持ちます。また抗酸化作用には、肌や髪などの外から見える部分だけでなく、生きるために必要な心臓や肺などの臓器の老化や機能低下を防いでくれます。では、そのビタミンCがどのようにして効果をもたらすか説明いたします。

 

①コラーゲンの生成

ビタミンCが不足すると壊血病を発症し、血管や皮膚の張りがなくなることで全身から出血を引き起こしやすくなります。その理由は、人体のタンパク質の約30%を占めるコラーゲンの合成にはビタミンCが必須であるからです。筋肉や血液、肌などの体を構成しているものは、タンパク質によって生成されています。それらにタンパク質を届けるためにビタミンCは架け橋の役目を果たしているのです。

②抗酸化作用

ビタミンCは、アスコルビン酸とも呼ばれ、抗酸化作用を持つアスコルビン酸のことを還元型のアスコルビン酸と言います。還元型のアスコルビン酸は抗酸化作用によって、ゆくゆくは酸化型のデヒドロアスコルビン酸という物質に変換されます。

「え、抗酸化作用はなくなっちゃうの?」

と心配になってしまったあなた、ご安心ください!デヒドロアスコルビン酸は体内で還元型のアスコルビン酸に再び成生されることで、継続的に抗酸化作用を発揮することができます。

 

ビタミンCには、コラーゲンの生成と抗酸化作用があり、それらの作用により美肌や美髪などキレイを保てたり、臓器の機能の向上や維持により病気を遠ざけたりすることができることをご理解いただけましたでしょうか?

 

厚生労働省は、1日のビタミンC推奨量を成人男性は90㎎、成人女性の場合は75㎎と提唱しています。さらに、喫煙者の場合は推奨量に+35㎎加える必要があります。

厚生労働省eJIM | ビタミンC | サプリメント・ビタミン・ミネラル | 一般の方へ | 「統合医療」情報発信サイト (ncgg.go.jp)

この量を1日の食事で摂取することはなかなか難しいです。理由として、ビタミンCは水溶性ビタミンなので、熱に弱いため野菜などを加熱により調理すると逃げてしまいます。さらに多くは尿によって体外に排出されてしまいます。なので、サプリメントでビタミンCを補うことをオススメします!

 

ゼニタでは、「メガビタファイバー1000」という商品を販売しています。この商品は、最も効率よく体に吸収される量のビタミンCが配合されています。ぜひ、お買い求めください。

 

最近では、いろいろな化粧水やボディクリームなどがありますが、体の外側をどれだけケアしても内側がボロボロだとすぐに戻ってしまいます。

これを読んでくださったあなたは、インナービューティーを目指してビタミンCを意識的に摂取するようにしてください。

では、また!