皆さんこんにちは!名古屋市中区新栄にある株式会社ゼニタの加納です。

今回は、「住宅改修をするための流れについてお話していこうと思います!

 

以前ブログで住宅改修についてお話しさせていただきました。下記リンクからご確認ください。

「介護保険で利用できるサービスは何がある?⑤」

https://chiryo.zenita.jp/staffblog/archives/3072

上記のブログでは住宅改修とはどのようなサービスなのかを書いていきましたが、住宅改修費の申請などの流れは書いていませんでした。なので、今回はそこについて触れていこうと思います!

介護保険の住宅改修費の支給は一般的に以下のような流れに沿って進められます。

1.住宅改修についてケアマネージャーなどに相談

まずは担当のケアマネージャーに現在の生活で支障をきたしている部分を伝え、介護保険の住宅改修費の利用を検討します。

2.事業者による家の下見・改修プランの作成

改修することが決まったら、工事を担当する事業者に下見に来てもらいます。そこで改修の希望などを伝えます。その下見の結果を元に、事業者が住宅改修プランを作成します。改修プランや費用見積もりなどを吟味したうえで、最終的に契約するか否かを決定します。

3.申請書類の一部を提出(事前申請)

工事の契約が決まったら、利用者は住宅改修の支給申請書類の一部を市区町村などの保険者に提出します。保険者は提出された書類などから、支給対象として適切かどうかを確認します。

このときに必要な書類は、「住宅改修費支給申請書、住宅改修が必要な理由書、工事費見積もり書、住宅改修後の完成予定の状態が分かるもの」の4つです。

4.工事施工・完成

事前申請にしたがい工事を行います。

5.住宅改修費の支給申請・決定

工事が終了したら、利用者は領収書など発生した費用のわかる書類などを保険者(市区町村)に提出します。その時点で正式な支給申請が行われます。保険者は、事前に提出された書類との照合や工事が実際に行われたかどうかの確認などを行い、あらためて支給対象として適切かを判断します。そこで支給が必要と認められてはじめて改修費が支給されます。

このときに必要な書類は、「住宅改修に要した費用に関わる領収書、工事費用内訳、住宅改修の完成後の状態を確認できる書類、住宅の所有者の承諾書(住宅改修を行った住宅の所有者が当該利用者でない場合)」の4つです。

 

以上が住宅改修費を申請する流れとなります。

こういった制度を知らず普通にリフォームをすると、全額自己負担することになってしまいます。介護保険を利用すれば最大20万円支給されてだいぶ負担が減るので、要支援・要介護の認定が下りている人はぜひこの制度を利用してください!

 

弊社でも「ぜにた福祉用具販売・貸与 名古屋営業所」にて、福祉用具貸与・販売、住宅改修を行っております。
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