こんにちは!名古屋市中区新栄にある、銭田治療院千種駅前の鍼灸・マッサージ師、トレーナーの髙木です!

夏と言えば海!山!BBQ!と言いたいところですが・・・

学生でスポーツをされている方にとっては『合宿』の季節ですね!!

私がヘッドトレーナーをさせていただいている名古屋学院大学ラグビー部も8/18~24に長野県の菅平高原に合宿に行きます!

合宿に行くと大変なのが・・・怪我をした選手の対応です!

ハードな練習や試合が続く合宿では怪我を避けて通ることは出来ません!

いつもとは異なった環境でいつも通りの対応が出来るのがとても重要になります!

「RICE」

みなさん、この文字が何を表しているかご存知ですか?

「お米!!」ではありませんよ。笑

「RICE」とは応急処置のポイントを表した

Rest『安静』、Ice『冷却』、Compression『圧迫』、Elevation『挙上』

の頭文字を取った言葉になります!

応急処置でテーピングしている様子

では、それぞれの方法と目的についてお話していきます。

Rest『安静』

方法:テーピングなどで患部を固定し、安静に保つ.

目的:怪我をした部位の腫れや血管・神経の損傷を防ぐ.

Ice『冷却』

方法:ビニール袋や氷嚢などに氷を入れ、患部を冷やす.

1回の冷却時間の目安は15~20分.

目的:内出血、腫れ、痛みを抑える.

Compression『圧迫』

方法:スポンジやテーピングパッドを腫れが予想される部位にあて、テーピングや弾性包帯で軽く圧迫気味に固定する

目的:内出血、腫れを防ぐ.

Elevation『挙上』

方法:損傷部位を心臓より高く挙げるようにする.

目的:腫れを防ぐ、軽減する.

以上の4点に気をつけて応急処置をしてみてください!

RICE処置は怪我をしてから24~72時間続けるといいといわれています。

しかし、あくまで…

RICE処置は応急処置であって治療ではありません!

ひどい痛みが続く場合や腫れがなかなか引かない場合、痺れが出てきた場合などは

迷わず整形外科等の病院に受診するようにして下さい!!

夏合宿を超えた先に大きな大会をひかえている人も多いと思います!

怪我を秋や冬の大会に引きずらないためにも、

怪我をした時は、「RICE」を意識した応急処置をしましょう!

また、なかなか引かない痛みでパフォーマンスが上がらないなど悩みを抱えている方

銭田治療院はスポーツ傷害に対する治療にも力をいれています!

気軽にご相談下さい!

それではスポーツをしている皆様!

今年は特に暑い中での練習・試合・合宿となりますが、

体調に気をつけてがんばりましょう!