みなさんこんにちは。銭田治療院千種駅前鍼灸師の佐藤です。4月も半分過ぎてきましたあと少しでGWも来ますね。あっというまに月日が変わるのはあっという間ですね。

今日は、冷えシリーズで下腹部の冷えについてです。
冷え症(冷え性)は女性の多くが抱える病態です。しかしながらエアコンやストレスなど環境からの影響、ダイエットや喫煙などの生活習慣も関連して、老若男女を問わずますます増えているようです。そして冷えばかりではなく、冷えとともに関連して生じる、頭痛・関節痛や神経の痛み、月経不順・月経困難症といった婦人病、肩こり、むくみ、便秘・下痢などの種々の症状も重大な問題となります。

 冷え症の改善にはまず生活習慣の見直しが肝心です。暑い季節でも冷房対策のスカーフや膝掛けなどを用意したり、普段からなるべく冷たい清涼飲料水を摂らないよう心がけるという、すなわち“用心”が必要です。また、規則正しくバランスのとれた食事を心がけ、ストレスをため込まず睡眠不足にならないようにすること、適度な運動を積極的にして筋肉量を維持し血流量を増加させるなどの“養生”も大切です。

腹部の冷え症は自覚する方が少ないのですが、東洋医学的には「裏寒」といって重要な病態です。消化機能低下に加えて婦人科疾患(月経不順・月経痛・不妊症)でもみられます。これを見出すのが漢方医の目です。この治療は漢方の得意とするところで、西洋医学には治療法がありません。

冷え症を解消するには、低温長時間浴が基本
①「半身浴」低温長時間浴の代表です。湯船に下半身だけつかります。心臓から遠く、血行が滞りがちな下半身を集中的に温めると、溜まっていた血液が全身をめぐりポカポカになります。
②「温冷交代浴」も効果的。熱いお湯に半身浴でつかった後、湯船から出て手や足に冷水をかける。これを5回繰り返します。高温と低温という相反する刺激を与えると、血管が拡がったり縮んだりを繰り返し、血行がよくなります。

ツボ療法で冷え症を改善する方法を紹介します!指圧やお灸をすることにより、冷え症だけでなくて、自律神経の働きを整い、血液循環もよくなっていきますよ!