みなさん、こんにちは!名古屋市中区新栄にある、銭田治療院千種駅前の鍼灸マッサージ師、名古屋学院大学ラグビー部トレーナーの髙木です!

もうすぐ11月ですね!
皆様!秋の味覚を楽しんでいますか?
私は最近食欲がとまらず、ついつい食べ過ぎてしまいます
適度に運動せねばと言い聞かせています!がなかなか・・・笑

さてさて、今回は前回話したとおり、
脳震盪(のうしんとう)のスポーツ復帰についてお話していこうと思います!

脳震盪を起こすと、基本的に3週間スポーツ競技に復帰してはいけません!
なぜ3週間も復帰できないかというと・・・
脳震盪を起こした脳は少し腫れている状態で、
その状態でもう一度脳震盪を起こすと、
脳に重大なダメージを与える可能性があるからです・・・
このことをセカンドインパクト症候群と言います。

このセカンドインパクト症候群を起こさないために様々な団体が情報を発信しています!
私が関わっているラグビーではIRB(International Rugby Board)が
「脳震盪ガイドライン」というものを発信しています。
『IRB 脳震盪』で調べてみてください。笑

このガイドラインには
・脳震盪の診断と管理
・脳震盪からの段階的競技復帰
が主に記されています。

脳震盪の診断については前回お話したとおりです。
脳震盪からの段階的競技復帰については
受傷後どのようにしてスポーツに復帰していけばいいのかについて書いてあります。
その内容を簡単に言うと・・・
・脳震盪後2週間は競技、競技に関わる練習に参加してはならない。
・15日目からは運動レベルを5段階に分け、
1日ずつ運動レベルを上げながら脳震盪の症状が出ないかをチェック。
※脳震盪の症状が出現した場合は運動レベルを上げられません!
・最短で20日目にコンタクト(身体のぶつかり合い)をチェック。
症状が出なければ、21日目に競技完全復帰。

詳しくは脳震盪ガイドラインの段階的競技復帰(GRTPプロトコル)を
チェックしてみてください!

スポーツをされる方!脳震盪には注意してスポーツに励んでください!
もし脳震盪を起こしてしまったときは焦らず、
段階的競技復帰プロトコルに従ってスポーツに復帰しましょう!

なにかご相談ありましたら、銭田治療院 髙木までご連絡ください!
それでは!