こんにちは!

名古屋市中区新栄にある、株式会社ゼニタの

リハビリテーション部スタッフで

かきぬま整形外科に出向しております

理学療法士の済藤です!

 

先日、患者様からこんな質問をいただきました。

 

「貧乏揺すりって股関節に良いって聞いたことが

あるんだけど、そうなんですか?」

 

貧乏揺すりはジグリングとも言います。

変形性股関節症の方がジグリングを続けた結果

関節の隙間がなくなってしまっていたのが

徐々に隙間が作られていった、という事例があります。

 

マウスによる実験でも、ジグリングをしなかったマウスより

ジグリングをしたマウスの方が骨折の経過が良かった

という結果が出ています。

 

また、ジグリングをするとふくらはぎの筋肉を使います。

ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれており

血液の循環に貢献します。

 

第二の心臓とは?

足は重力の影響で血液が溜まりやすいです。

また、心臓からも遠い場所に位置します。

ふくらはぎの筋肉を収縮・弛緩させることで

ポンプのように血液を心臓へと送ることが

できます。

筋ポンプ作用といい、これにより

第二の心臓と呼ばれています。

 

貧乏揺すり、お行儀悪く見えますが

実はやってみると良いことですよ!