こんにちは!株式会社ゼニタの服部です。新型コロナウィルスの影響で外出自粛が長引く中、いかがお過ごしでしょうか。本日は、笑いと免疫力についてお話をさせていただきます。中国の故事には、「笑門来福=笑う門には福来る」とあります。人の体には、リンパ球の一種であるナチュラルキラー(NK)細胞がガンなどの悪影響を及ぼす物質を退治しています。
私たちが笑うと、免疫のコントロール機能をつかさどっている間脳に興奮が伝わり、情報伝達物質の善玉ペプチドが大量に分泌されます。この善玉ペプチドが血液やリンパ液に乗って全身に運ばれ、NK細胞の表面に付着し、活性化します。その結果、がん細胞やウイルスなどの病気のもとを次々と攻撃するので、免疫力が高まるというわけです。逆に、悲しみやストレスなどマイナスの情報を受け取ると、NK細胞の働きは鈍くなり免疫力もパワーダウンしてしまいます。
笑いによってもたらされる効果はたくさんあります。
①コメディ映画を観たグループでは天気予報を観たグループよりアレルギー反応が減少する。
②吉本興業の「なんばグランド花月」で、がん患者を含む19人(20~62歳)に漫才、漫談、吉本新喜劇(計3時間)を鑑賞したところ、70%以上に血中のNK細胞の活性度の上昇がみられた。
③30分のお笑いビデオによって、「腹直筋」と「外腹斜筋」を継続的に刺激し、その運動量は腹筋12回に相当する。
④記憶力が10分の笑いで67%から85%へ2割アップする。
⑤リウマチ患者に大量に分泌されるインターロイキン-6が落語を聞いた後約3分の1に減少した。
笑いの効果、絶大ですね。免疫機能の働きは残念ながら年齢とともに低下します。20歳でその働きを100とすると、40歳ではその半分、60歳では1/4に低下してしまいます。その為、笑いでNK細胞を活性化できればウィルスに強い病気にかかりにくい身体を保つことができます。
一日三回、ワッハッハ、ワッハッハ、ワッハッハ・・・と10回唱えましょう。
笑う自分におかしくなり自然に笑うことができます。さあ、チャレンジ!!
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