皆さんこんにちは。

名古屋市中区新栄にある、株式会社ゼニタから千種さわやかクリニック通所リハビリテーションに出向している

アスレティックトレーナーの嶋田です。

 

皆さんは転んだことはありますか?

少なからず、一度は転んだことはあるかと思います。

私も盛大に顔面から転んだことがあります。

 

さて、そんな身近な転倒ですが、高齢になればそれだけで転倒リスクが上がります。

80歳以上であるだけで転倒のリスクが1.7倍と約2倍近くです。

杖などの補助器具が必要な人の場合には、2.6倍のリスクとなっています。

これだけをみても、高齢者で杖を使用している人、みんな転ぶのでは?と思ってしまうほどです。

しかし、これよりもさらにリスクが高いものもあるんです!


それは筋力低下です。4.4倍のリスクがあると言われています。

高齢であれば筋力低下があるのは当たり前だ!と言われてしまいそうですが、筋力は重要だというのがわかります。

転倒リスク(rubenstein、2001)

私は筋力があるのかな?

と気になった時には、簡便な方法として「立ち上がりテスト」をしてみませんか?

これはよくロコモティブシンドローム、ロコモテストとしてよく用いられています。

立ち上がりテスト(ロコモONLINEより引用)

立ち上がりテスト(ロコモONLINEより引用)

この40㎝の台から片脚で立ち上がれなければ移動機能の低下筋力低下などが考えられます。
20㎝の台から両脚でも立ち上がれない場合は筋力低下が進行している状態です。

詳しい方法はロコモONLINEでご確認ください。

コロナ禍で外出が減り自宅で過ごすことが多い時期ですが、外出しないことで筋力低下が起き日常生活を送れないことも危険視されています。
筋力低下を防ぐための記事は以前の「筋肉を維持するために必要なことは?」で詳しく解説しています。

一度「立ち上がりテスト」で下肢筋力のチェックをしてみてはいかがでしょうか?