皆さんこんにちは!

名古屋市中区新栄にある株式会社ゼニタのリハビリテーション部で、千種さわやかクリニック通所リハビリテーションに出向している理学療法士の松田です。

今日は『睡眠の大切さ』について話したいと思います。

日本人の睡眠時間は欧米諸国と比べると短く、特に女性ではその傾向が顕著に表れているというデータがあります。

また、睡眠不足は、高血圧糖尿病動脈硬化といった生活習慣病の原因になるともいわれています。

これらをみると、睡眠をしっかりとらないとと思いますよね。ではなぜ、睡眠が健康に関係あるのか。そのメカニズムを説明していきますね。

睡眠中は、深い眠りの「ノンレム睡眠」と浅い眠りの「レム睡眠」を90分周期で繰り返しています。レム睡眠中には基本的に筋肉は動かないようになっていますが、脳は活動をしており夢を見ています。そして一晩にノンレム睡眠とレム睡眠を4~5回繰り返します。

また、寝入ってから2~3時間後に分泌されるのが成長ホルモンです。「これ以上身長が伸びるわけではないから、成長ホルモンが分泌されなくても関係ない」と思っていたら、大間違いです。成長ホルモンは単に「成長」を促進させるだけでなく、「細胞の修復」や「疲労回復」に役立っているのです。
明け方になると、成長ホルモンに代わってコルチゾールというホルモンの分泌が高まります。コルチゾールは、体内に蓄えられた脂肪をエネルギーに変えるホルモンで、体が目覚める準備を始めるのです。

しっかり睡眠をとると自然と一日のコンディションが良くなってきます!

寝られない方には次回質の良い睡眠のとり方についてまとめていきたいと思います。