こんにちは!
名古屋市中区新栄にある株式会社ゼニタより、かきぬま整形外科に出向している理学療法士の済藤です!
最近患者さんにこんな質問をされます。
「膝に水が溜まるって何が起こっているの?」
その疑問について今回は書こうと思います。
そもそも膝に水がある事は正常なことです。
しかし、変形性膝関節症や半月板損傷などの異変が起こると膝の関節内にある「滑膜」というところから「滑液(いわゆる膝に溜まる水)」が過剰に分泌されます。
これにより膝に水が溜まり、膝が腫れぼったくなったりするのです。
では、「滑液」は悪者?
そうではありません。
滑液は粘り気のある液体です。
関節内の衝撃を和らげ、関節の動きをスムーズにしてくれます。
また、軟骨への栄養や酸素の供給などの働きをする大切なものなのです。
よく膝に水が溜まると注射で水を抜きます。
ただ水を抜くだけでなく、その色が大切なのです。
黄色なのか、濁っていないか、血液が混じっていないか、それらが診断の材料となるのです。
もし膝の水を抜く機会があれば見てみてはいかがでしょうか?
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