みなさんこんにちは。名古屋市中区新栄にあります。銭田治療院千種駅前鍼灸師の佐藤と申します。

いよいよ、梅雨に東海地方も入りましたね湿気で悩まされるなんてことも増えるこの時期だからこそ体調にも気をつかわないといけませんね!

梅雨のこの時期、「手足が冷える」「むくむ」「ちょっと体を動かしただけでだるくなる」「頭が重くて、めまいがする」など、体調不良に悩まされる人も少なくないようです。

東洋医学では、寒暖差による自律神経の乱れも大きな要因ですが、その他にも、原因の一つとして考えられているのが、今回ご紹介いたします【水毒】です。

【水毒】とは、東洋医学の考え方で、体内に“余分な水”が溜まって引き起こされる症状のことです。「気」や「血」の巡りを停滞させ、さまざまな不調が現れるとされています。

梅雨時は、空気中の湿度の高さにより、体内に余分な水が溜まりやすくなる時期とも言われています。

この体内に滞る不要な水が、後に体調不良を引き起こすことになるのです。

<【水毒】のサインとして挙げられているもの>

〇頭が重く感じる

〇手足が冷えやすい

〇胃腸の調子が悪い

〇胃のあたりを叩くと、タプタプと水っぽい音がする

〇下半身がむくみやすい

〇疲れやすく、やる気が起きない

〇口が渇く

これらは、人それぞれ体質も生活スタイルも違っており、症状の出方もさまざまです。

そもそもなぜ【水毒】が起こってしまうのでしょうか。その原因は大きく分けて4つあります。

①水分の摂りすぎ

健康法のひとつに「お水を1日に2リットル飲む」という記事を見かけたことがあります。

確かに水分をしっかりと摂っていると、全身の水の流れがスムーズになり、飲めば飲むほどデトックス効果がありそうですよね。ですが、排出できてないまま飲み続けてしまうと、体内にどんどん水が溜まってしまい、水毒の症状を引き起こすきっかけとなります。

また、水分は摂ってるはずなのに、喉が渇くことってありませんか??

これも、本来必要なところに摂取したはずの水分が細胞に行き届かず、必要のない場所に溜まってしまいます。

足と顔はむくんでパンパンなのに、喉は乾くといった感じです。

カラダの中に余分な水が溜まり濁ってくると、体はその濁った水を外に出そうとして新しい水分を摂ろうとします。

そのため、喉が渇いてしまうのです。

※一般的に適量は1日1.5L、夏場やスポーツ時は2Lくらいが目安とされています。水分を摂る時は、少量をこまめに飲むのが良いです。

②腎臓の働きの低下

腎臓の働きが良い方ですと、飲んだ分の水は『排泄して→また新しい水分を取り入れる』という循環バランスが上手くとれています。反対に、「腎」「膀胱」の機能が衰えてしまうときちんと排出できません。塩分・糖分の摂りすぎや、加工食品・コンビニ弁当など栄養価の低いものばかりの食事。水をあまり飲まずコーヒーや炭酸飲料、アルコールばかり飲む。といった食生活は、腎機能に大きく負担がかかってしまいます。

③体の冷え

体が冷えていることで、水分の代謝機能は衰えてしまいます。また、雨が多いこの梅雨時は、空気の湿度が高くなり汗をかきにくくなる時期でもあります。摂りすぎた水分を皮膚からうまく排泄できずに、体内にどんどん水を溜め込んでしまうことに…。それにより、より体が冷えやすくなるという悪循環を呼んでしまいます。

④筋力の低下

筋肉には熱を生み出す働きや、体内の余分な水分を押し出すポンプのような役目をしています。筋肉量が減ることによって、その力が弱まってしまい、体内に不要な水分が残りやすくなってしまいます。

<主な水毒出しの方法をご紹介>

〇サウナや岩盤浴を利用して、しっかりと汗を流す(体に負担のない半身浴もお勧めです)

 ※もちろん汗をかくときは必ず水分補給が必要です。できれば冷たい水ではなく、常温水を摂るようにしてください。

〇巡りの良い体を作るために運動を取り入れる。

 筋肉は体に水分を循環させるポンプの役割をしています。運動不足になると血行も代謝も悪くなり、ますます体の中に老廃物が溜まってしまいます。

 筋肉の量が増えることで水分代謝も活発化し水毒の解消には効果的です。

 ウォーキングなどの有酸素運動は、少しの運動でも無理なく効果的に筋肉を増やす事ができます。

〇体を温め、水の巡りを良くする食べ物を積極的に摂る

 生姜、玉ねぎ、レンコン、ごぼう、にんじん、かぼちゃ等の根菜類。

 味噌、醤油、納豆、豆乳、きな粉等の大豆由来の食品。

 これらは陽性食品(体を温める食べ物)であり、水毒の解消に効果が高いです。

 また、生姜、ネギ、唐辛子などの発汗を促す食べ物もオススメです!

私たちの体は、およそ60パーセントが水分で構成されていると言われています。

それだけ、私たちの体にはなくてはならない水分ですが、摂り方を間違えたり、誤った生活習慣を続けることで、さまざまな体の不調を引き起こす可能性があります。

「水」は、「気」「血」と深い関わりがあり、常に連動しています。水の巡りが良くなることで、他の気・血もスムーズに動き出します。結果、3つのバランスが整うことで、水毒に限らず体内の「毒」と呼ばれるさまざまな不要なものが排出されます。どんどん浄化される好循環が生まれるというわけです。

梅雨に負けない体作りをしていきましょう!