皆さんこんにちは!名古屋市中区新栄にあります銭田治療院千種駅前マッサージ師の
繁本です。
最近は晴れていてもすぐに曇ってきて、一気にどしゃ降りといった日が時折見られます。
さて、今日は寝ている姿勢、特に仰向きについてお話します。

私(60代)は、仰向け以外で寝ることができなくて、「横向きが腰に良いよ」と言われて寝ても、すぐに仰向きになってしまいます。

しかし、2年ほど前、長時間寝ていた時に腰痛になり、「これは困った」と布団で寝るのをやめ、ベッドに変えて、リクライニングで少し頭の方を高くして、寝るようにしたら以降腰痛は起こらなくなりました。
*若い時は、睡眠中に何度も寝返りを打っているため、腰痛になりにくい。

以下、仰向けのメリット/デメリットについて考えてみましょう。
<メリット>
 ・枕の高さが合っていれば、睡眠中の首・肩の負担が少ない。
 ・枕の高さが合っていれば、肺の圧迫が少なく、呼吸がしやすい。
 ・身体全体を広げているため、体熱が発散しやすく、各部位に程よく体重の負荷がかかる。

<デメリット>
・舌の付け根がのどに落ちやすく、特にいびきをかく方、睡眠時無呼吸症候群の方には呼吸の負担に なり、十分酸素を取り込めない。
・仰向けの姿勢では、腰部筋が常に緊張状態に置かれており、寝返りを打たないと腰にストレスがかかり続け、腰痛を引き起こしやすい。
*先ほどの私の例で分かるように、そうした場合はリクライニングベッドで頭の方を高くしたり、膝の下にクッションを挟んで腰部筋の緊張を緩めてやる必要があります。

一つの寝方にもメリット/デメリットがあり、枕の高さ等睡眠環境によっても、様々な症状が出てきてしまいます。
現在、なかなか取れない症状でお悩みの方、一度当院へご相談くださいませ。

それでは、また。