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【第19回 JNOSウェビナー [問診技術・生活指導分野] 第1回 メタファシリテ-ション・事実質問~問診と医療面接への活用~ 絶賛申込中】
 
一般社団法人 日本整形内科学研究会では、2020年12月26日(土) に今年最後の第19回 JNOSウェビナー[Web Seminar] を開催いたします。
今回は、ウェビナーでは初のテーマである「問診技術、生活指導」分野をテーマに、以下の豪華講師陣で開催します。
 
(講師)
・平野貴大 (日本整形内科学研究会 会員・国民健康保険大間病院  院長・ムラのミライ認定 メタファシリテーショントレーナー)
・永野 龍生(日本整形内科学研究会 理事、永野整形外科クリニ 
 ック 院長(奈良県香芝市))
・並木 宏文 (日本整形内科学研究会 理事・地域医療振興協会 十勝
 いけだ地域医療センター )
 
(座長・司会)
・小林 只(日本整形内科学研究会 理事・学術局長・弘前大学医学
 部附属病院 総合診療部 学内講師・2級知的財産管理技能士)
本手法は汎用性のある技術であり、外来診療・多職種会議・患者家族面談などの臨床、インタビューやアンケート手法などの研究、企業内研修さらには親子・夫婦間の対話においても活用されています。
 
<セミナー概要>
(定員)
予定:100名(先着順)
JNOS会員 100名
JNOS非会員:なし(今回は会員限定となります)
(費用)
会員:無料
締切:2020年12月23日(水)20時
主催 一般社団法人日本整形内科学研究会(Japan Non-surgical Orthopedics Society; JNOS)
参加資格:当会会員
タイムスケジュール(予定)
講義60~70分
参加者によるディスカッション 10~20分
(申し込み方法)
JNOS会員:会員専用コミュニティーサイトからお申込み
 
【抄録(本シリーズ全体)】
以下の疑問のうち1つでも感じたことがある方は、是非ご参加下さい。
半年前から「ずーっと」痛いは、本当に「慢性疼痛」ですか?
問診も生活指導も、時間が足りないから「できない」?
患者に聞くよりも、診察や触診した方が速く正確?
こちらが聞いていることに患者が適切に回答してくれず、「感情的な長い言い訳」を聞くのは仕方がない?
「心当たりはありますか?」「なぜ、悪化したのでしょうか?」という質問への患者の回答が、事実と異なっており、信用できない?
「体操して下さい」と指導しても患者がやってくれないのは、患者のせい?
「いつ治りますか?」と患者に聞かれるとイライラする?
リハビリ室の1単位20分間、鍼灸治療の置鍼の時間の沈黙が怖いから、雑談力を鍛える?
訓練されたコミュニケーション技術は、正確かつ円滑な発痛源評価と、短時間かつ医療者の心身の負担が小さい生活指導や認知行動療法の基礎となります。そもそも質問には”考え”・“感情”・“事実”を聞く三種類の質問があります。具体的には、「なぜ(why)」「どうして(How)」を使用せず、「いつ(When)」「だれ(Who)」「なに(What)」「どこ(Where)」という“事実”の回答を引き出す質問を意識的に使用する方法です。例えば、上記5の質問は、患者の”考え“を聞く方法です。
例えば、以下の病気(Disease)の分析はシンプルな質問で分離可能です。第1回目で主に、時系列で分析する事実質問のコツをご紹介致します。
足関節の内反捻挫時の「靱帯損傷」、「裂離骨折」、「果部骨折(例:外顆骨折)の病歴の違いは?
「石灰化性腱板炎」、「腱板断裂」の病歴の違いは?
「関節内炎症(例:滑膜炎)」、「関節外炎炎症(例:腱鞘炎)」、「筋肉痛」の病歴の違いは?
「しびれ」の原因が、「本物の神経障害」か「fasciaなどによる神経障害様のもの」の病歴の違いは?
 
(セミナーアウトライン)
導入:よくある治療者と患者のすれ違い
レクチャー①:疾病(disease)と病い(illness)について、事実質問とは何か?(Disease=事実、illness=感情・考え)
対談①:永野先生が整形外科外来で本手法を導入した経緯
レクチャー②:診断において時系列を評価する意義(Disease)「主訴の分析」
最後に:まとめ、第2回の予定(「治療後の評価」)

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