こんにちは。名古屋市中区新栄にある、銭田治療院千種駅前の鍼灸師、佐藤です。

花粉が毎日のように飛んでいるからか鼻や目の症状が出ています。皆さんは、どのような対策をとっていらっしゃるのでしょうか?

先週から、先月NHKで放送されましたガッテンの影響でお問い合わせが続いております。
改めて、テレビの情報の偉大さに気付かされます。

そんな中で、腕の痺れがなかなかとれないという患者様が新患でいらっしゃいました。

詳しく問診し、評価をさせて頂いたところ数年前から腕の痺れ、頚の痛みが出ていたがそのうち良くなると思いそのままにしていたところ数ヶ月前から急に痺れと頚の痛みが強くなったため治療院へ来院されたとのことです。

痺れは、左の前腕~左親指(母指)、人差し指(示指)、なかゆび(中指)にかけて痺れるとのことで、整形外科テストから得られた結果から、エコー評価をおこないました。

すると、第5頚椎神経根~第7頚椎神経根周囲に白い像が見られました。
これら白く映る像を私達施術者は、Fascia(ファシア)と呼びます。
Fascia(ファシア)とは、線維性結合組織と固有結合組織の線維成分の総称であり、皮膚、皮下組織、筋膜、腱や靭帯、脂肪体、髄膜、腹膜、骨膜などが含まれます。

そこで、エコーで映しながら、神経根周囲を傷つけないよう鍼治療をおこないました。
すると、治療前の痺れが最初を10とすると4ぐらいまで下がったとの感想を患者様が述べられました。

今回は、神経根周囲のみの治療でしたが、後頭下筋群や僧帽筋、脊柱起立筋、斜角筋、肩甲挙筋など頭から背中までぱんぱんに張っていたため今後はそちらについても治療を行っていく必要があると考えてます。

銭田治療院千種駅前では、エコー評価により適切な部位と深さに合わせて鍼治療を致します。頚の痛みや痺れでお困りの方はお問合せ下さい.

銭田治療院千種駅前