こんにちは!

名古屋市中区新栄にある、株式会社ゼニタのリハビリテーション部スタッフで

かきぬま整形外科に出向しております理学療法士の済藤です!

 表紙画像は水族館で撮ったチンアナゴです!(水族館大好き)

 

 さて、今回は前回の続きで人間と他の生き物との

筋肉の共通点についてお話します。

 

胸の筋肉に注目してみましょう。

「大胸筋」です。

人間の大胸筋は捻れた構造をしています。

なんでわざわざ捻れた構造をしているのでしょうか。

それは四足歩行の生き物と比較すると分かりやすいです。

 

四足歩行から二足歩行に進化したので

体幹から垂直に伸びていた前脚(腕)が

体幹と並行に伸びるような形になりました。

それにより筋肉が捻れるような構造になりました。

 

これは他にも肩をすくめる時に働く

「肩甲挙筋」なども同じ構造をしています。

筋肉を見ただけでも進化の痕跡が見られて

他の動物と体のつくりは似ているんだと思うと

面白いですね!

 

―ここから余談—

前回、水族館で撮った写真を載せましたが

もうひとつ面白い写真を撮りました!

ペンギンは大胸筋が発達しているので

大胸筋がつく「胸骨」という胸の骨が発達しています。

大きいですね…!

ペンギンも自らが生きるための進化をしてきた

ということが分かりますね。

生き物の進化ってすごいですね!