こんにちは!
名古屋市中区新栄にある、
株式会社ゼニタリハビリテーション部で
かきぬま整形外科に出向している
理学療法士の
宮地 祐太朗です!
今回は前回の続きです。
眠いけど寝れない。
寝たいけど寝れない。
睡眠に悩まされている
そんなあなたに
知ってもらいたい
内容になっています。
前回のブログを
見ていない方は
下記のURLから
ご参照ください。
👇 👇 👇
最高の睡眠 Part1 ~睡眠の歴史と現状~ | スタッフブログ (chiryo.zenita.jp)
さて、前回のブログで
短時間睡眠は睡眠負債という
借金を背負う話をしました。
借金をしていれば
返済をしなくてはなりません。
「週末に12時間寝るようにしています」
「だから、私の負債はありません」
と、思うあなた
甘いです。
睡眠負債の利子はでかい!
そんな週末に
たくさん寝たからといって
返せるものではありません。
返済ができていない
あなたの元には
借金取りが現れます。
それが
- 肥満
- 糖尿病
- 高血圧
- 免疫力の低下
です。
この4人が
あなたの体に
襲い掛かります。
その根拠もあります。
1つずつ説明します。
まず、肥満についてです。
睡眠不足になると
レプチンが低下し
グレリンが増加します
レプチンというのは
食欲を抑えるホルモンです。
グレリンというのは
食欲を増進させるホルモンです。
つまり、睡眠不足は
暴飲暴食を促進させるのです。
よって、太ります。
次に糖尿病です。
睡眠不足によって
インスリンの分泌が
低下してしまいます。
インスリンというのは
血液中の糖を細胞内に
取り込む作用があります。
そのため、インスリンが不足すると
血液中の糖が増加し
糖尿病となっていきます。
糖尿病になると
細胞にエネルギー(糖)が
届かなくなるので
運動をしたら
すぐに疲れてしまったり
怪我をしてからの
回復が遅くなったりします。
最後に高血圧と免疫力の低下です。
これに関しては
前回のブログで述べたことと
同様で自律神経に問題があります。
血圧や免疫力は
交感神経と副交感神経に
支配されています。
交感神経はアクティブ
副交感神経はリラックス
の効果があります。
起きていると
交感神経が優位に
働きます。
そうすると、心臓が血液を
どんどん全身に送るため
高血圧となっていきます。
そして、免疫機能は
腸の機能が重要です。
この腸の機能を
正常に保つためには
副交感神経の働きが
必要です。
なので、短時間睡眠で
テンションがハイになって
交感神経の働きが強い方は
高血圧になり、
免疫機能が低下するのです。
ショートスリーパー気取りの
皆さん、いかがでしたか?
睡眠不足によって
あなたの体を守る盾は
どんどん小さくなっていますよ。
今のあなたは
太って、老けて、短命に
なっている途中です。
そうならないようにするためにも
睡眠の質を高めていきましょう。
では、どうすればいいのか?
それは
「黄金の90分を掴め」
です。
これは一体どういうことかというと
以下の図をみてください。
我々は眠りに落ちた瞬間に
一気にズドーーンと
深い眠りにつきます。
つまり、1番最初に
ノンレム睡眠が発動されます。
そして、約90分の周期で
ノンレム睡眠とレム睡眠を
4回ほど繰り返します。
ただ、上の図の通り
だんだんその周期は
短くなっていきます
この周期の中で
最も重要であるのが
1番最初(第1周期)の
ノンレム睡眠です。
この事実を
脳に刻んでおいてください!
なぜいいのか?
1つ目は
グロウスホルモンが
分泌されるからです。
グロウスとは成長
という意味を持ちます。
つまり、1番最初のノンレム睡眠で
成長ホルモンが分泌され
人間は成長します。
そして、
副交感神経の働きにより、
免疫力が整います。
さらに、脳の老廃物が
除去されます。
どういうことかというと
皆さん、脳みそは
どのようにして頭に存在するのか
ご存じですか?
頭蓋骨の中に脳が
直接あるわけではありません。
頭蓋骨の中には
脳脊髄液という
液体が存在し、
その液体の中に
脳みそが浮いているような状態で
存在しています。
なので、お母さんに
頭を叩かれても大丈夫なのは
脳脊髄液があるからなのです。
ただ、脳みそを使うと
この脳脊髄液に
老廃物が溜まります。
この老廃物は
最初のノンレム睡眠で
入れ替えられます。
これによって、
脳がクリアになり
頭がすっきりします。
また、記憶を定着させるのも
この最初のノンレム睡眠です。
さらに、さらに!
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これだけの効果が望めるので
第1周期のノンレム睡眠が
大切なのです。
さあ、今回のブログで
睡眠の心得が
理解できたでしょうか?
次回は
黄金の90分を掴むための方法
について触れていきます。
必ずチェックしてくださいね!
では、また!
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