こんにちは!名古屋市中区新栄にあります銭田治療院千種駅前、マッサージ師の繁本です。ゴールデンウィークも終了し、日中はかなり気温が上がるようになって来ましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

今日も、前回に引き続きファシア(Fascia)の機能についてお話しさせていただきます。おさらいの為、もう一度ファシアの定義を確認しますファシアとは「筋肉や内蔵をつないだり、包み込んだりする鞘(さや)・シートおよび結合組織」のことです。

情報の記憶というと、当然、脳で記憶するものでしょうという方がほとんどだと思います。もちろん、人が経験するものは脳に記憶され、様々な状況に応じて呼び起こされてきます。では、ファシアが様々な情報を記憶するとは、どういうことなのでしょうか?

例えば、交通事故などによる外傷、前回お話したような、悲しみや歓喜などの感情、更には自身が受け継いでいると考えられる遺伝的情報などの無意識レベルの記憶も、しっかりファシアには刻印されているといわれています。

今回までで、おおよそファシアに関する様々な働き・機能についてお話してきました。今後も、更に新しい働き・機能が発見されてくると思います。当院では、その多面的な働き・機能に着目し、利用者様の様々な症状に対応できるよう、日々精進を重ねております。なかなか症状の改善が図れない等でお悩みの方は、ぜひ当院にご相談くださいませ。

それでは、また!