おはようございます!

名古屋市中区新栄にある株式会社ゼニタよりかきぬま整形外科に出向している理学療法士の済藤です!

 

患者様の治療をしていると、ときどき戦時中のお話を聞くことがあります。

私は平成生まれで戦争を経験していない世代ですが、戦時中の生活などには興味があり小学生の頃から戦争に関する漫画や本などを読んでいました。

しかし、漫画や本では原子爆弾が投下された広島のことばかりで、名古屋も空襲があった事は知りませんでした。

 

1945年に「名古屋大空襲」がありました。

患者様からは鶴舞公園は当時、防空壕の様なものがあったとお聞きしました。

空襲では中区、東区、熱田区などが被害に遭い、名古屋市の約16,000haのうち、約3,850haが焦土と化してしまったそうです。

 

当時はお米が貴重品でした。

なので、お米に麦を混ぜて炊いて食べて節約していたそうです。

麦を混ぜたご飯は白米だけのご飯と比べてあまり美味しくなかったそうで、よっぽど特別な日は白米のみのご飯を炊いて食べたそうです。

 

現代は様々な食糧があり、当時は高級品だった砂糖なども手軽に買える時代になりました。

そんな中、とあるテレビ番組で100歳以上の人に今まで食べたもので一番美味しいと思ったものは何かという質問をしている場面がありました。

その質問の答えで最も多かったものは「ごはん(白米)」でした。

 

お米は日本人の主食であるため当たり前の様に食べていますが、時代背景があった事を知ると感謝しながらご飯を食べなければいけないなと感じました。

 

身近に戦争を体験した方がいらっしゃる方はぜひ当時のお話を聞いてみてください。

体験した人にしか伝えられない事、話から感じられる事が必ずあると思います。