皆さんこんにちは。名古屋市中区新栄にあります銭田治療院千種駅前鍼灸師の佐藤です。

いきなりですが、皆さま「未病」ってご存知でしょうか・・・?

何となく体がだるい、肩こりがつらい、食欲がない、疲れやすい、冷える、頭痛、めまい、胃もたれなど症状…。
しかし、病院に行っても異常がない……。こういった、“健康ともいえないが、病気ともいえない”状態を、東洋医学では「未病」のひとつと考えます。

この様な症状にはお灸が効果的なんです!

冷えは万病の元といわれます。
冷えの状態が続くことで、体温調節をはじめ、内臓の働き、呼吸、発汗などからだの機能をコントロールする自律神経がうまく働かなくなってしまいます。そうならないためにも、お灸で身体を温めることで、自律神経を整えます。

○お灸の良いところと効果

1.自分で自宅で気軽に出来ることが最大の魅力です。ちょっとした時間を見つけて出来ることで、無理なく続けられます。

2.お灸は心地よい温かさと同時に、お灸から立ちのぼるお灸独自の香りがココロも穏やかにさせてくれます。

3.お灸を続けることで、毎日自分のカラダをじっくりと見つめることになります。だからカラダのちょっとした変化や不調に気付きやすくなります。

4.お灸の効果は“ゆっくり”です。ゆっくりとやさしくカラダを良い状態にしてくれます。

お灸は「熱」を使ってツボを刺激する治療法です。ツボにお灸で熱を与えることで血流をスムーズに整えます。お灸の原材料のヨモギは油分や水分を含んだ「湿熱」で、この湿熱がカラダの内部に深くじんわりと届き効果を発揮します。
この深くじんわりと届く熱こそが、カラダのさまざまな冷えやむくみを改善します。

お灸を続けているとカラダはだんだんと“冷えにくい体質”に変わっていきます。
カラダが温かくなると免疫力や代謝もアップしますので、例えば風邪を引きにくくなったり、アレルギー体質の改善にも良い状態になるといえます。

湿気の多い土地に暮らす日本人のカラダは、体内に水分が多く皮膚が薄い状態です。
水分が多いゆえに“冷えやすい体質”、皮膚が薄いことで寒冷の影響を受けやすくなっています。

こうした日本の環境や日本人の体質にぴったり当てはまった治療法がお灸です。
一個所に熱を与えて効率よく全身に熱を巡らせ、カラダの中から不調の改善ができます。
小さな刺激でカラダをじっくりゆっくりと温めることが出来きる効果抜群なお灸は日本人にピッタリだと思いませんか?
ぜひ皆さんもお灸をお試し下さい!!