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今日は、トライデント理学療法学科の学生が国家試験のため、試験会場に顔を出した後、今現在標記の仕事で半田市に来ています。

大会名は、「GRACIE BARRA AICHI JAPAN」です。

東京の鍼灸専門学校の同級生に頼まれて、その友人と一緒に来ました。

今まで、トレーナーとしての大会サポートは見学までしたことはありますが、トレーナーとして本格的なサポートをしたのは、今日が初めてです。

会場内は、10時の試合開始当初からすごい熱気でした。300名以上は参加していると思います。

2011.02.27 ブラジリアン柔術愛知大会のトレーナー活動報告。

東は新潟、西は北九州から集まってきています。

この大会は競技レベルが高いことと、参加した皆さんがフレンドリーで仲間になって行くので、あちこちから集まってくるのだそうです。

下の写真に写っているレフェリーが、この業界で有名なエジソン籠原さんです。

2011.02.27 ブラジリアン柔術愛知大会のトレーナー活動報告。

2011.02.27 ブラジリアン柔術愛知大会のトレーナー活動報告。

サポート活動として、全部で33名のサポートをしました。

柔術という競技の特性として、肘の関節技で試合が決まることが多いので、その周囲の靭帯や軟部組織を傷めることが多いですね。

この仕事をして一番重要だと思ったのは、骨折の有無の確認と軟部組織の触診技術です。

触診した軟部組織の状況次第で、

・外科的スポーツ外傷の場合は、炎症・熱感・内出血がひどかったり、骨折の可能性がある場合は、医師の診察に行く。それまでは安静位での固定を三角巾やテーピングで行う。

・内科的なスポーツ障害において、呼吸困難等の場合も、血圧・脈拍・呼吸パターンを把握する。必要に応じて、緊急時には救急車を呼ぶ。

・アイシング・湿布・テーピング等の応急処置を行う。

・筋筋膜性の疼痛であれば軽度のマッサージ&ストレッチングを行う。

というだいたい3パターンの対応が必要になってくることがわかりました。

今後のスポーツ外傷の治療等について、急性期の対応で何をすれば良いか、また治療院にスポーツ外傷の方がいらっしゃったとき、なぜ痛みが出現したのかがイメージすることができそうです。

最後に、日系ブラジル人の方々はお金も仕事も厳しいのに、とても陽気で明るくいい人達ばかりでした。

日本人は本当に恵まれているのに、ぜいたくばかり言っているような気分になりました。

これも、柔術という武道をしているからでしょうか。

家族が、みんなで応援していてとても仲良しで、人間的に魅力いっぱいでした。

東京の友人のお陰で、素敵な体験と素晴らしい人達にめぐり合うことができ、自分にとって最高の経験をすることができました。

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