BLOGブログ

COLUMNコラム

SEMINORセミナー

今日、治療した患者さんですが、8か月間週1回のペースで私の治療院に通った結果、右肩の結髪結帯動作がフリーでできるようになり、今日で完治しました。

この患者さんはもともとOTで、右肩の運動時痛が出現して半年間、自分で色々とケアをしたり病院のスタッフに相談したりしましたが良くならなかったため、私の治療院に来てくれるようになりました。

治療方法ですが、治療開始当初は、肩甲骨のモビリゼーションを行った後に右烏口突起、小結節、大結節周囲を触診し、圧痛部位がある軟部組織に鍼治療を行った直後にactive-assistive ROM ex.を行い、徐々に可動域を改善していきました。

安静時痛が改善されてきたら、肩ROMの際疼痛が出現する肢位と疼痛部位を正確に触診し、そこで鍼治療を行います。

すると、運動時痛が徐々に軽減されてきます。

最後に残った痛みは、右肩最終内旋位での小結節における肩甲下筋停止部での圧痛と、小菱形筋と大菱形筋のstiffnessでした。

8ヶ月間、日常生活では自然に使ってもらうようにお話しました。

もともとOTですから、こちらが説明してお願いしたことは忠実にやってくれるので、その点も完治した理由の一つだと思います。

これからも、鍼治療と理学療法の併用で、色々な軟部組織性疼痛の患者様を治せるようになりたいと考えております。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。