現在の日本の医療は、団塊の世代が75歳になる2025年に、医療保険・介護保険・介護保険外サービスによる地域包括ケアシステムの構築に向けて動いています。私は、それぞれのサービスをつなぐのは「はりきゅう・マッサージ・リハビリテーション」であると考えています。2025年まではまだ8年ありますが、それまでにはFascia(特に筋膜)の解剖生理学的エビデンスが今以上に構築されるものと予測され、現在に比べて慢性疼痛の医療が激変しているものと私は予測しています。加えて、2025年の日本の財政状況は、今以上に苦しくなっていると思いますので、まさしく「はりきゅう・マッサージ・リハビリテーション」の出番だと思います。そして、介護保険制度も成熟して、自立生活を支援するのはリハビリテーションしかないことが、リハビリテーション専門家だけでなく医療従事者やケアマネジャー・一般市民にも浸透していると思います。私は、その8年後に向けて、平成29年1月現在51年目となる銭田治療院と8年目である株式会社ゼニタのテーマを、「はりきゅう・マッサージ・リハビリテーションを中心とした地域密着型のビジネスモデルの確立」とさせていただいております。その具体的対策として、えとうリウマチ整形外科と千種さわやかクリニックとの強固な業務提携を結び、日本でも稀有であるリハビリテーションシステムを構築いたしました。