今日1月27日(水)のNHK番組「あさイチ」で、「ファシア」を特集していたと日本整形内科学研究会(JNOS)の役員から聞きました。
私は、昨晩遅くまで仕事をしていたので、その番組を見ることが出来ませんでした。
今朝、「ファシア」をNHKがあさイチで特集したというお話を聞いた時に、2019年2月13日のNHK「ためしてガッテン」で後頭下筋群と周囲の「筋膜」に関する鍼灸治療を紹介した時に出演された〇〇大学の鍼灸師の先生へのアドバイスをしたことを思い出しました。加えて、2019年2月20日「東洋医学の東洋の神秘”はり治療”」に、NHKのプロデューサーから画像提供の依頼があったこともございました。その時に、私が書いた2つのブログをご参照ください。
https://chiryo.zenita.jp/zenitablog/archives/683
https://chiryo.zenita.jp/zenitablog/archives/653
その時の私のアドバイスは、NHKのプロデューサーにも鍼灸師の講師にも「筋膜」でなくて「ファシア」という言葉を使うようにしてください、とお伝えした記憶を鮮明に覚えています。その時は、私のアドバイスはどちらも採用されなかったのですが、今日、NHKで「ファシア」という言葉を使って番組が企画放映されたことは私にはとても喜ばしく感じています。
2年くらい前まで「筋膜」という言葉がはやっていましたが、「筋膜」は「ファシア」の一部です。「筋膜」の時にあれだけ流行ったのですから、多分これからは、「ファシア」という言葉と治療が流行ること間違いなしですね。
ここで注意しなければならないのは、「筋膜」という言葉が流行った時に、医療従事者も無資格者もその流行りに乗って「筋膜」という言葉と概念を誤って伝えていました。無資格の方がやっていらっしゃるリラクゼーション系のところは、特に「筋膜」という医学的概念を間違って表現して客集めのためにホームページに掲載しているのを目の当たりにした覚えがあります。
皆様も、ファシアの治療をしてくれるお店をホームページで探す時に、医療資格がある方なのかどうかをよく見極めてからお店を選ぶようにしてくださいね。
最後に、上記の私が書いたブログにも触れていますが、「ファシアFascia」の言葉を医学的に正しく用いて学術的に研究していて、医師(麻酔科医・総合診療医・整形外科医)・理学療法士・鍼灸師などの医療専門職が多職種で真面目に研究しているのは、「日本整形内科学研究会(JNOS)https://www.jnos.or.jp/」です。
日本整形内科学研究会(JNOS)に登録されている医療機関や治療院は、下記URLに記載してありますので、ご参考ください。https://www.jnos.or.jp/archives/registered
これからも、「ファシア」の話題で、色々とブログを書くようにしていきますので、お楽しみにしていてください。
よろしくお願いいたします。m(__)m
♯ファシア
♯Fascia